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ファッショとヘイトスピーチ [日常]

■個人的感想なんだけど、今の日本は危機的な状況にあると思う。大震災もそうだがそれ以外にも。

■まずファッショの話から。橋下徹大阪府知事は政策的には言ってることはまあマトモだと思う。大阪都構想とか。ただやり方が問題で、政敵の平松大阪市長をtwitter上で一方的に罵倒し続ける。公開討論を拒否されてるとか。どう考えても橋下知事のほうが平松市長より弁は立つので、もし自分が平松市長だったら絶対公開討論には応じないと思う。相手のルールで異種格闘技戦をやるバカはいない。

■目的が正しくても方法論が間違ってるとダメだと思う。小泉元首相と石原都知事は目的も間違ってたが。ただこの3人に共通するのは支持率が異常に高いところ。閉塞した世の中でブレイクスルー的な言葉を求めるのは理解できなくもないが、それが昔ナチス・ドイツにつながったのは容易に分かると思う。しかも大震災や原発問題で明快なブレイクスルーなんてある訳がないのだ。

■ヘイトスピーチ。先般フジテレビの韓流問題でデモ騒動や不買運動があった(ある)が正直理解できない。所詮商業放送局の話で、メディアに対して過大な期待をしすぎ。それ言ったらBSとかで韓流ドラマ延々垂れ流してる他の局はいっぱいあるし。

■韓国という国は好きなわけじゃないというか嫌い。人はいいけどね。ただそれは別として、この運動っていうのは「脳内弱いものイジメ」ではないかなと。現状の閉塞した空気の中でスケープゴートを見つけてそれをいじって憂さ晴らししたいのかな? なんで「脳内」かって言うと、現実の韓国は全然弱いものではない、むしろ強い国。しかしかなりの数の日本人が韓国を下に見てるのだ。ケンカするにも相手の力量を正確に測ってやるべきなのではと思うが。そしてその空気に乗って、8/10の日韓戦サッカーで勝ったことで「ざまあみろチョン!」とか発言してる20歳そこそこの、おそらく歴史認識が正確でない若者とかがいたりする。

■著名人でも、勝谷誠彦や日垣隆のようにヘイトスピーチを繰り返している人がいるのは残念。ただ、韓国・北朝鮮・中国に対するヘイトスピーチはよく見るが、今の世界の様々な問題の元凶であろうアメリカに対するヘイトスピーチはほとんど見かけない。もちろんアメリカが多民族国家というせいもあるのだろうが、要はまあ、心根が(自分的な)弱いものいじめなのですよ。
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