るろうに剣心

■今年21本目で邦画11本目。8/23鑑賞@TOHOシネマズ川崎のレイトショーで。これは個人的な夏休みの前に観たんだけど、その後も何だか沢山映画を観てしまってオーバーブッキング的な感じ。別にこのブログは映画の感想だけじゃないんだけど、知人の間では「映画ブログ」として認識されてしまってる模様。まあ7割映画話なんで仕方ないけど。

■この映画は直前まで観るかどうか迷っていた。なんせ主演がアイドル並みの人気を誇る佐藤健だし、共演は武井咲だし。でもまあ、映画館で何回か予告編を見るたびに期待は高まった。これはもしかしてアリかもと。実際はチャンバラ好きには年配の方が多くて意外と浮きませんでしたw

■まあ結果正解です。佐藤健を始めとする大友組のキャストが固まってるし、佐藤が「龍馬伝」で演じた人斬り以蔵のキャラと若干かぶってるのもいい。吉川晃司もかなりな迫力。青木宗高、香川照之などの龍馬伝組もいい。

■そしてこの映画の最大の見どころは殺陣だろう。高速アクション（スピード感がすごい）と奇抜なアングルで（特に低い角度で！）、いわゆる「殺陣」を抜けた次元に行ってると思う。そして佐藤を始めとするキャストがよく頑張ってる。

■ただ厳しいことを言うと、それ以外は期待してたほどでもない。脚本に若干の中だるみもあったし。あと、剣心が「ござるよ」っていう言い回しが台詞として浮いている。聞いた話だと原作がそうだからだそうなんだが、そんくらいは原作の改変してもいいんじゃないんだろうか。あ、わたくし原作漫画もアニメも全く見てません。

■でも大友監督の次作にも期待。たぶん次世代（つってもオレと年そう変わんないけど）のエースになる可能性がある人だと思う。