SSブログ

ツナグ [映画]

lier.jpg

■10/25にハシゴして鑑賞@109シネマズ川崎。今年28本目で邦画17本目。この映画は知人のK先輩の初メインプロデュース作なので、公開初日か、間を置かないで観に行こうと思ってたのだけど諸般の事情でちょっと行くのが遅くなった。ハズレの映画の場合、とくに邦画では封切り2週間で打ち切りなんてことはよくあるのだが、この映画は公開週の興収一位ということで杞憂でした。改めてK先輩おめでとうございます。パチパチパチ。

■原作は辻村深月の同名小説。公開直前に辻村氏が直木賞を取ったのも追い風になったか。買ってたけどこれは映画観る前に読まないほうがいいかなと思い、まだ読んでません。監督は平川雄一朗氏。「Rookies」や「Jin〜仁〜」でお馴染みの監督さんだけど、わたくしがこの監督を知ったのは、ドラマ版の「世界の中心で、愛をさけぶ」ででした(一般的には映画版の評価が高いけど、ドラマ版もいいです。まあ原作小説がスカスカだったので、脚色しやすかったのが幸いしたか。余談)。これらの作品の中で、わたくしが平川監督に対して抱いていた素人イメージは「直球勝負」というものだった。実際映画を観て抱いた感想は同じ。劇伴の佐藤直紀氏もそうだったなあ。別に悪いというわけではなく、このテーマだとそれでまとめるべきだったと思う。

■映画と直接関係ないけど、今年はメジャー邦画をアホみたいに観てるので(まあいつもだが今年は特に)、特に若手の俳優陣に対し、「またこの人?」という既視感を持ってしまう。

■この映画の自分が観た例で挙げると、松坂桃李(「麒麟の翼」、昨年だと「僕たちは世界を変えることはできない。」、と映画じゃないけど「梅ちゃん先生」)、橋本愛(「桐島、部活やめるってよ」)、大野いと(「愛と誠」)などなど。わたくし素人なのでキャスティングの事情は分からないのだけど、メジャー邦画はどうも偏ってるんじゃないかな、というのが感想。ま、ハリウッドだって、売り出し中の俳優(例えばクロエ・グレース・モレッツとか)はそういう傾向ありますけど。

■映画全体は良作でした。ただそのぶん、桐谷美玲の演技がかなり残念。失礼。

■追記。小説読みました。小説も良くて軽泣きでした。どっちを先にしてもいいけど、個人的には映画先をお勧めします。謎解きの部分があるのと、映画のキャスティングが素晴らしいので、視聴後小説を読むと、登場人物が立ち上がってきます。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。