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007 スカイフォール [映画]

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■今年33本目で洋画13本目。12/1「ファーストデイ」鑑賞@TOHOシネマズ川崎。金を掛けないで映画をたくさん観るには、こういう週末と「ファーストデイ」が重なる時にハシゴをしてシネコンのポイントを貯め、貯まったポイントでタダ券を貰いそれでまた観る、という極めて貧乏クサイ方法が有効なのだ、残念ながら。そしてクレカ等の割引ももちろん駆使。

■ちなみにTOHOシネマズでは6000マイル(視聴時間。6000分=100時間相当)を貯めると、六本木を除くTOHOシネマズ全館で使える1ヶ月フリーパスが貰えるらしい。でもマイル数の有効期限は1年なので、一年で約50本の映画を観なければならず、パスを貰っても実際は1ヶ月でどんだけ映画を観に行けるかと考えるとあまり意味ないけど。

■閑話休題。実は007を映画館で観るのはかなり久しぶり。もちろんTVとかビデオとかでちょくちょく見てるけど、映画館ではつらつら考えると、大学2年の夏に実家今治で、高校の同級生の女の子(当時)と「オクトパシー」を観に行って以来だから何と30年ぶり。その時もわたくしはSWエピソードVを観たかったのだけど、拒否られた記憶が。つくづく女性はSWキライである。

■つー訳で、ダニエル・クレイグ版の前2作も観ておりません。んで慌ててAmazonでポチリました。レンタルでもいいんだけどDVDが900円台だったので、返却の面倒くささを考えるとね。

■やっと本題。今回観ようと思った理由は、今年のはじめに観た「ドラゴン・タトゥーの女」でダニエル・クレイグにシビレたから。当初シブイルックスなので絶対オレ(49歳)より年上だと思ってたのだが、実は現時点で44歳だそう。というわけで007史上初めてオレより若いジェームス・ボンドなのだが(どうでもいいですね)、スーツ着てると細身に見えるけどマッチョだし、歴代の007のような、ハイテク機器つかってパツキンの美女を侍らせてとにかく派手、というイメージとは真逆。

■でもそれが制作陣の狙いだったようで。全世界の経済が沈んでいるこの現状でかつての007の話はリアリティがないし。映画の中の話でも、「今時スパイ行為は古い」みたいに英国上層部から見られてるしねえ。せっかくオレより若い007なのに(しつこい)。

■映像的に地味かというとそんなことはない。お約束のように上海・マカオで金を掛けたロケされてるし、何よりスコットランドの「スカイフォール」をめぐる風景もイイですね。長崎の軍艦島みたいなのが出てきたと思ったら、ホントにそうだったようでビックリ。

■ストーリーも飽きさせないし、まあこの映画は「ミッション・インポッシブル」シリーズと真逆なアプローチだけど面白い。まあハイテク主体とアナログとの対比がどっちがいいかっていうと、面白けりゃどっちでもいい。敢えて言うけど、「所詮」映画なので、エンタとして面白けりゃいいです。

■あと、ユーモアはさすが英国流というべきか。多くの映画みたいに「誰がうまいこと言えと」みたいなノリではなく、数は多くないけどクスリとできるシチュエーションを用意したのは流石です。

■でも、この映画だけじゃないけど、ITとかが映画/ドラマのストーリーでキーになるっていうのが最近とみに多いですが、ちょっと表現技法として行き詰まった感があるかな。端末のノートPCがネットワーク経由でハックされて云々、ていうのはもうあまり説得力がない。現実の世界は先に行ってるのだけど、それを映像的にうまく表現できる方法がまだないというか。

■でも、映画はお勧めですよ。前2作を見るのも楽しみ。しかしダニエル・クレイグ、カッコいいな。毛髪の量が似てるのでその方向を目指すか(反論は許さん)。

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