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テッド [映画]

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■1/19鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年3本めで洋画は初。公開二日目なんだけど、金曜公開なので実質初日みたいなもの。そのせいもあってもの凄い混雑。正直ここ5〜6年でこんなに混んでた映画は初めて。銀座のマリオンがまだ全席指定ではなく、人気映画を観るときは一時間以上前の待ち合わせが必要だった90年代を思い出す。

■この映画は予告編やTVCMで見て面白そうだったので観ることにした。孤独な少年にプレゼントされたテディベアのぬいぐるみ「テッド」が、少年の願いが叶って突如喋るようになった。その二人?に時が経ちお互い中年になり、という話。SF的屁理屈は一切語られてないのが痛快。

■予想通りというか、爆笑につぐ爆笑。下ネタ全開だし(R15+なんでね)、中年男とテディベアのぬいぐるみが昼間っから「フラッシュ・ゴードン」のビデオ見ながらマリファナ決めてるとこなんて変な哀愁すら感じる。そしてホントに「フラッシュ・ゴードン」の主役の役者(サム・ジョーンズ)も出演してるし! その辺のサブカルネタ満載。そしてノラ・ジョーンズも本人役で出てて、しかもテッドとヤッたことがある女って・・・仕事選べよノラ・ジョーンズ。そして最後に「スーパーマン・リターンズ」disってるしw

■テディベアのぬいぐるみが縦横無尽に動き回るところは現代のVFXの賜物だけど、映画の作りとしては80年代のアメリカ映画を感じさせる、割とオーソドックスな作りだと思う。ボストンの景色は素敵だな。時々ボストンの夜景を挟む演出は、なんかちょい昔のTVドラマ「Ally McBeal(アリ−Myラブ)」に似てるかと思ったけど関係ないよね、たぶん。

■登場人物の喋りが速くスラングもかなり混じってるので、ヒアリングがちょっと辛かった。町山智浩監修の字幕は「くまモン」「ガチャピン」など、強烈な意訳もあるので、やはりちゃんと聞き取れたほうがいいかもです。最近英語を使う機会があまりないので、ちゃんと勉強せねばと自戒。

■おまけ。個人的にツボだったのは、劇中の「フラッシュ・ゴードン」のテーマ曲まで字幕がついてるのだが、それが「フラッシュ!ああー」って、そりゃそうなんだけどww

■追記。第85回アカデミー賞でこの映画は、ノラ・ジョーンズの主題歌賞にしかノミネートされておらず、しかもそれも受賞せず無冠となった。しかし監督のセス・マクファーレンは全く意に介せず嬉々として歌って踊ってMCをこなしていた。なんでも「歌える宮崎駿」だとか(笑)。

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