So-net無料ブログ作成

リンカーン [映画]

T0007445q-1.jpg

■この映画を観た日(5/11)は朝病院に右腕の診察を受けに行き、昼は、長年お付き合い頂いている某先輩の結婚パーティーの打ち合わせ(そういうの自体何年ぶりだろうか)、という土曜にしては詰まったスケジュールだったのだが、早めに時間が空いたのでつい映画を2本観てしまった。しかも、どちらも現在の日本の空気に妙に関連する映画というか。もちろん偶然なんだろうけど。このエントリでは最初に観た「リンカーン」の話をする。

■今年29本目で洋画15本目@TOHOシネマズ川崎。スピルバーグ監督で2013年のアカデミー賞で複数ノミネートされてたのだけど、結局賞を取ったのはダニエル・デイ=ルイスの最優秀主演男優賞(もちろんリンカーン役)だけだった。まあ、だいたいスピルバーグとアカデミー賞は相性が良くない、とも言えないか。興行収入ではもっと取っててもいいような気もするが実際は監督賞は2回。まあ、十分だろうね普通は。ルーカスは監督賞1回も取ってないし。

■南北戦争後半戦の話なのだけど、本編に入る前にスピルバーグ監督の時代背景の説明が入る。南北戦争は何かとか、奴隷解放は何かとか。何か日本の観客がバカにされているような気がしなくもない。ま、アメリカ以外の主要国向けに異なったバージョンが用意されている可能性はもちろんありますが。

■これも史実ベースなので、ネタバレっていうのはないかとは思うけど。南北戦争の後半で、北軍が南軍に勝利するためには奴隷解放法案の成立が必要で、そのためには憲法改正のため議員の2/3の同意が必要となる。そのためにリンカーンと他のスタッフが権謀術数を巡らす、つまり政局運営の話が主体。宣伝がわざとミスリードしているような、英雄譚ではありません。

■なので長尺の割に話の流れが単調だったような。戦闘シーンとか出てこない訳じゃないけど、予告編を観て期待MAXで行くと少しがっかりすると思う。但しダニエル・デイ=ルイスの最優秀主演男優賞は納得です。特殊メイクの成果もあるだろうけど、老年まで演じきったのは大したものです。

■という訳で個人的には期待したほどではなかったんだけど、現在の日本に置いてみると面白い。現在政権与党の自民党を中心に(あとは維新とか)、議員のあいだで改憲の動きが高まっているが、まず憲法96条(議員の2/3の同意を条件に改憲の国民投票発動可→議員の過半数)の変更を第一としている。

■改憲の論議はあるべきだと思うけど、そのレギュレーションを先に下げるのは違うと思う。改憲派の自民とか維新のみなさん、正しい改正であっても抑止力として、こんだけ苦労が必要だっていうのをこの映画観て勉強してください。変更が安易でないのにはそれだけの理由がある。

■ああ、政治的な話をしてしまった。正直映画の出来としてはイマイチだと思います。そりゃ「アルゴ」がアカデミー賞取りますよ。

■オマケじゃなくて余談。リンカーンが劇中で「Now! Now! Now!」と連呼するシーンがあるのだが、日本での映画公開がもう少し後だったら、絶対東進ハイスクールの林修センセイが、CMキャラクターとして「今でしょ!」と言ってた方に100円。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0