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オブリビオン [映画]

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■予告編を見てるとどうしても「おぶりびおんぬ」としか聞こえないのだが、気にはなっていたので観てきた。6/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年34本目で洋画17本目。

■"Oblivion"の意味は昔習ったかもしれないが、日常の英会話でもそんなに使う単語でもないのですっかり忘れていた。単語の意味はそう、「忘却」である。エンドロールを見てると原作小説があるみたいなんだけど、実はその作者は監督のジョセフ・コシンスキー。つまり監督のオリジナル作品みたい。なおこの監督の前作「トロン・レガシー」は劇場で観たのだが、イマイチだったという感想。

■トム様の映画は、今年は「アウトロー」に続き2本目。何だかんだ言って結構観てるので、やはり映画スターなんだろうな。長年一線で活躍してるしね。で、今回はたぶん「アウトロー」とは桁違いの制作費が掛かってるみたい。SFものなので、VFXというかCGがバリバリなのですよ。しかしここ数年、CGがインフレ過ぎて革新的なアイディアがあまり見られない気がするのはオレだけでしょうか。

■あらすじを軽く。2077年、エイリアンからの攻撃に辛うじて勝った人類はその代償として、月の半分を破壊され、地球は放射能に汚染された状態。人類は地球外に去ったが、浄化水の供給プラントの管理と警護のため、ジャック(トム)とヴィクトリア(アンドレア・ライズブロー)が『ベストパートナー』として地球に残っている。しかし外敵の攻撃が激しくなってきたさなか、墜落した宇宙船でジュリア(オルガ・キュレリンコ)を見つけた時から話は大きく転換していく。

■ネタバレするとつまんないのでこの辺で止めるけど、前述のとおり映像はまさにCGの極みって感じでスケール感もある。そしてジャック(「アウトロー」の主人公もジャックだったな。日本語だとさしずめヒロシとかw)が日常の足として使う「バブルシップ」が、SF的ではあるんだけど妙にアナログメカメカしいところが結構ツボだったりする。

■ただ、正直前半の登場人物はジャックとヴィクトリア(とあとはメカ)しかいないので若干退屈。中盤から話が加速してどんどん展開していくので、そのへんは結構面白い。ただ最終的なオチがオレ的にはちょっと・・・って感じ。

■まあでも、映像的には素晴らしいし、トム様はほとんど出ずっぱりなので、そこそこ楽しめると思います。オルガ・キュレリンコはチャーミングだし。モーガン・フリーマンは例によって美味しいところ取りって感じはしたけど。

■音楽の使い方は良かったな。60年代のロックが2曲使われているんだけど、ひとつはレッド・ツェッペリン「ランブル・オン」、あとプロコル・ハルム「青い影」。特に「青い影」が素晴らしすぎる。

■という訳で、中くらいにお勧めです。中途半端。オレの感想がね。


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