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半沢直樹 [ドラマ]

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■このクール「あまちゃん」と並んで(「あまちゃん」は4月からだけど)高視聴率で話題を独占し続けたドラマ。9/22最終回。別に高視聴率だから途中で見始めた訳ではなくて、いままでWOWOWで原作の池井戸潤さんの作品がドラマ化された「下町ロケット」「空飛ぶタイヤ」を見て面白かったから。まあ別に言い訳じゃなくて、どっちにしろ連ドラの初回は大部分見てる訳ですが。

■そしたらグイグイ引き込まれてさあ大変。ついKindleで原作の2作「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」と、続編の「ロスジェネの逆襲」まで買って全部読んでしまった。アマノミクスの次は半沢に倍返しを食らった形である。視聴率もうなぎのぼりで、とうとう最終回は今世紀最高の42.2%まで行ってしまった。しかし、TV業界の方には大変申し訳ないのだが、ビデオリサーチ1社の調査で母数が明確にされてないサンプル、かつ録画視聴率は加算されてないって、あまりに「うつろいやすい」数字じゃないでしょうか。あすいません、そんなこと言いたいわけじゃないです。

■話の筋は単純明快。メガバンクにバブル期に入行した半沢直樹が、上司に理不尽なことを要求され罪をなすりつけられそうになり、それに対し敢然と立ち向かうという話。あ、終わってしまいました。でもそれだけなんですよ。ストーリーはかなり漫画的かつ時代劇的。さすが「水戸黄門」のTBS、ではなくて、あらすじは全体的にホラ話に近い。いや普通上司に「倍返しだ!」とか言わないでしょ。しかし元バンカーの原作の池井戸さんらしく、ディテールにいちいちリアリティがある。

■オレは、細かいところをちゃんと積み上げて説得力が出れば、話は大ボラでもエンタメとしては全然いいと思ってます。それを小銭を稼ぎたいのかどうか知らんけど、池田信夫センセのような知ったかをする方も多々いらっしゃるようだし。批判をするならもっと建設的にやれよな。

■また役者が濃い人ばっかり。主演の堺雅人をはじめとして、香川照之、北大路欣也、及川ミッチー(ちと薄いかな)、石丸幹二などなど。金融庁の片岡愛之助には爆笑。あんなオネエ言葉の検査官いるわけねえし。あとは滝藤賢一が良かったな。今までは「踊る大捜査線」の「中国から交換研修生で来た王さん」ってイメージしかなかったので。上戸彩は・・・まあどうでもいいや。そんな顔で芝居ができる濃い人ばっかりでかつ、後半はメチャクチャ顔のアップのカットが多い。いやいやこりゃ時代劇でしょ。

■ドラマも終わったので多少のネタバレもいいと思うけど、このドラマ、原作に結構忠実。「倍返しだ!」っていうのも原作の台詞にあるし、話の流れは盛ってるところはあるけどおおむね共通。前編にも大和田常務(香川照之)が出てくるところとか、半沢の父親(笑福亭鶴瓶)が大和田に融資を断られて自殺したっていうあたりはドラマオリジナル。結末もほぼ一緒だけど、大和田の罰が軽くなるところは少し違うかな。原作の池井戸さん(オレと同い年だって。すげーな)のスクリプトが優れてたのと、それを最大限に活用したTBSの演出チームの勝利だと思います。あとはタイトルね。原作通り「オレたち花の〜」とかだったら、たぶん視聴率は全然ついてこなかったと思います。「半沢直樹」っていう漢字4文字がいい。

■以下余談。高校の同級生に某メガバンクの行員がいるのだが、「『半沢』で嫌なのは『出向』が銀行員の墓場みたいな表現はちょっとな」と。そりゃそうだよね。出向もいろんな種類あるし、だいたい最終的には9割以上の銀行員は出向するらしいし。

■面白いドラマではありました。続編もたぶんあるだろうし、あのエンディングではね。心配なのは、10月からも「リーガル・ハイ」でテンションの高い主演を続ける堺雅人の血管が切れてしまわないかということです。



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