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ロスト・イン・ヨンカーズ@PARCO劇場 [舞台]

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■10/5鑑賞@PARCO劇場アンド初日。今年5本目だが、そのうち3本は今回も含めPARCO劇場で観たという偏りっぷり。しかも4ヶ月ぶりなんで、あまり観劇には熱が入ってなかったかもしれない今年。ホントは松尾スズキ演出の知人にも勧められてた「悪霊〜下女の恋〜」とか行きたかったんだけど行けず。来月あるクドカン脚本・演出の舞台「高校中パニック! 小激突!!」も、キャストからしてすげー観たいのだけど、まあ今からだとたぶんチケット取れねえし。

■三谷組の舞台の話なのに、前振りが「大人計画」関係の話ばかりでたいへん申し訳ありません。昨年と違い、今年は同じく翻案ものである「ドレッサー」以外(チケット取れなかった)は現時点で全部観てるわたくしですが、この舞台は「まあ取れたらラッキー」って感じで初日の分を申し込んだら取れてしまったという。純粋な三谷舞台ファンの皆様、傲慢過ぎてすいませんすいません。「初日だったらどうせ取れないしダメでもいいか」と。ああー本当にすいませんすいません。

■ニール・サイモンの舞台(後に映画化)の翻案ものです。ニール・サイモンはオレイメージではもう亡くなった方だと思ってたが、ご高齢ながらご健在らしい(すいません)。三谷さんのメンターっていうのは聞き知ってたので、勝手に「シットコム」(シチュエーション・コメディの略)の師だと思ってた。

■ところがどっこい、舞台を観てみたらかなりダークな展開。舞台は第2次大戦中のアメリカなのだけど、父親(小林隆)は事業を失敗して借金まみれ。出稼ぎするしかなく実祖母(草笛光子)に2子(浅利陽介、入江甚儀)を預けに来る。そこにいるのが(描写では)知的障碍があるだろう叔母(中谷美紀)、そして乱入してくるのが兄(松岡昌宏)。

■原案の舞台や映画を観ていないのでなんとも言えないが、一体何の話をしたかったのだろうか。コメディを期待しなければそこそこ面白いのかとは思うが、正直良く分からなくてメチャクチャ消化不良でした。正直、純粋な三谷ファンにはあまり向いてないかも知れないです。本人脚本でないのはもちろんのこと。

■余談ですが、松岡昌宏は確かにジャニーズらしくオーラがすごくありました。ただ、人の気配を受けて芝居をしないのは役者としてはどうかと。オラオラですね。

■草笛光子さんは凄かったですね。声は通ってるし存在感が半端ない。ウチの母と大差ない年齢とは思えない。マジで国宝級です。


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