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能年玲奈@「カラスの親指」「グッモーエビアン!」 [映画]

■能年玲奈出演の映画コンプリートシリーズ。これ以外にも「告白」(識別が難しい)などにも出てるけど、ここでは最近のこの2作。ともにiTunesで見たので本数カウント外です。どちらも「悪くはない」です。「悪くはない」っていうのはオレの中では褒めゾーンに入りますので誤解なきよう。

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■最初は「カラスの親指」。道尾秀介の小説が原作。道尾さんの本は申し訳ないけど読んだことない。阿部寛主演のいわゆる「コン・ゲーム映画」なのだけど、併せて「人情もの」でもある。結果どちらに力点を置いてるのかよく分からない映画になってしまった。トリックとかは面白いのだが、映画の尺が長すぎる。2時間40分というのはちと長い。映画は2時間完結が基本と思ってるワタクシにはキツかった。もちろん例外はあるけど。

■「あまちゃん」でしか能年玲奈を知らない人は見たほうがいいと思う。意外と演技派な能年ちゃんが見れると思うので。役柄的には4番手だけど、3番手の石原さとみよりも存在感があった。まあ設定上石原さとみが薄くなるのは仕方ないんだけどね。

■ただ映画自体は若干冗長だし(2時間くらいに刈込めたと思う)、最後のオチも宣伝されてるほどびっくりするものではない。何より村上ショージの素人演技が最後まで鼻についた。他に役者いなかったのかなと。でも、作中の空気感は悪くなかったのので「悪くない」と。

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■2本目「グッモーエビアン!」。麻生久美子&大泉洋が主演で、能年は麻生の娘(三吉彩花)の友だち「トモちゃん」というクレジット。確か劇中ではフルネームが語られていたと思うのだが覚えてない。まあシンプルに言えば、元パンクロッカーの麻生と、結婚はしてないがパートナーの大泉のカップルと、娘(三吉)をめぐるドタバタ話。名古屋というローカルを舞台にしてるところはいいんだけど、あまりリアリティがない。交通事故の補償金で1年以上海外をふらふらするロッカー(大泉)ってありでしょうか。ホラ話でもいいけどディテールでリアリティ出さなきゃ。

■能年ちゃんはメインキャストには入ってないのだけど、メチャクチャ存在感があった。設定は中学生で演技は「あまちゃん」とだいたい同じ。結果的に重用されてたかも。演出陣のチェックはさすが。

■能年玲奈を「演技派は無理」という向きもあるけど、2012年の時点では、TVドラマでOLの役をやりながら映画では中学生をやってたんですよ。結構演技派だと思うけどね。ま、バラエティは結構キツいかな。

■しかし。次回作は漫画が原作の「ホットロード」だそうだけど大丈夫かなあ。そもそも「ホットロード」なんてヤンキー漫画、若い人は知らんだろう。オレ世代はかろうじて知っている、少女漫画だから読んだことはないけどね。しかも相手役がEXILEの弟分のJ Soul Brothersってユニットのボーカルだそうで。リアル「前髪クネ男」じゃねーか。マジ大丈夫??





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