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カノジョは嘘を愛しすぎてる [映画]

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■「ゼロ・グラビティ」と同日(12/14)に鑑賞@109シネマズ川崎。ま、「潔く柔く」「陽だまりの彼女」もそうだったんだけどどう考えてもオヤジが観る映画ではない。頭オカシイのかオレ。もちろん客層は佐藤健目当ての女子高生ばっかで完全アウェイでした。今年65本目の邦画34本目。

■一応理由らしきものはある。劇中の楽曲を全作詞・作曲してる亀田誠治さん(椎名林檎とかのコンポーザー。雑な紹介だな:笑)の曲が魅力的なのと、ヒロイン(大原櫻子:新人)が劇中でシンガーになるのだけど、その声が素晴らしいという話を聞いたから。あと強いて言うと、昔同じく気の迷いで観た「タイヨウのうた」という映画がそれほど悪くなくて、その映画と今作が同じ小泉徳宏監督だったこと。

■原作は青木琴美さんという方の漫画です。知りませんというかオヤジが知ってたらおかしいよな。主演は佐藤健。健くんのドラマ(「龍馬伝」、「Q10」)や映画(「るろうに剣心」)とか見てるので、若手の俳優さんでは好きな人である。ヒロインは先に書いた通り大原櫻子で、今回オーディションで選ばれた子らしい。

■一応あらすじを。高校の同級生で組んだバンドがメジャーデビューする直前に脱退したアキ(佐藤)は実は天才サウンドクリエイター。偶然であった女子高生理子(大原櫻子)と自分の身分を隠して付き合うようになるが、彼女は天才的な声の持ち主で、アキの所属プロダクションの社長(反町隆史)にスカウトされ、メジャーデビューに至るっていう話。

■やっぱり少女漫画というか絵空事でオヤジの感情移入要素はゼロ。映画のストーリー自体もグダグダで観るべきところあまりなし。映画の出来としてはちょっとキツい。

■でもこの映画は、亀田誠治さんの楽曲の良さと、大原櫻子という新人(まあ、芝居はよく分かんないけど)を世に送り出したという点で存在価値がすごくあると思う。声がすごくいい。粗削りの部分はあるけど、同時期にデビューした、たぶんボイストレーニングをすごく受けた河合奈保子の娘とかより、全然伸びしろがあると思う。ここは、現物を聴いてもらおう。



■ちなみに彼女、「デスノート」などの金子修介監督のお嬢さんの同級生で、金子監督とも面識があるそうです。そういうのって、運の導きなんですかね。
大原櫻子がもっと広い場所で活躍できる機会になればいい、と思います。


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