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リーガルハイ [ドラマ]

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■んと、年越しの前にこのドラマの感想を上げるのを忘れてた。このドラマ、2012年のシーズン1から大好きなのだ。「詭弁」を体現したような無敗の弁護士、古美門研介(堺雅人)。そこに正義感は強いが当初はあまり使えない弁護士黛真知子(新垣結衣)が彼の事務所に入ってくるところから話は始まる。

■脚本は今オレが一番注目してる古沢良太さん。「Always 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞してるくらいの実力派。でも、「Always 三丁目の夕日」ではベタなんだけど、今シリーズでは非常にシニカル。で古沢さんは幅広いので、今までオレがブログに書いた「探偵はBARにいる」「少年H」そして舞台では「趣味の部屋」とかね。ちょいマニア的な感じでチェックしてます。

■詭弁を駆使して古美門がライバル(シーズン1では生瀬勝久、シーズン2では岡田将生)を叩き潰すという話です。基本の話はシンプルなんだけど、扱ってる題材がディープ。特筆すべきはシーズン1の9話からの流れ。工場が出来たことによる公害に長野の現地住民が立ち向かうって話なんだけど、明らかに原発事故の話を扱っている。

■話の構成がとにかく面白い。日本人はどうも偽悪的なヒーロー話が好きなようだが、このドラマもその線に乗っている。裁判に勝って大金を得るためならどんな手段も辞さない古美門だが、実は根底に熱いものを持っている。それが黛という触媒に接することによって時折明らかになっていく。

■でも一筋縄では行かなくて、話のオチが、これでもかというくらい大体くだらない。シーズン1のオチは古美門と三木(生瀬)の長年の因縁の原因がハムスターだったとか、シーズン2では羽生(岡田)が想いを寄せていたのは黛ではなく古美門だったというまさかのホモネタオチとかね。脱力します。

■主演の堺雅人は今年は大活躍だった。「半沢直樹」もそうだし。ちなみに「半沢」よりこちらのドラマのほうがオレは好きです。しかしこのドラマは脚本の古沢良太の力量によるところが大。来年も注目します。もちろん「リーガルハイ」第3期も。

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