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ゴジラ [映画]

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『私の男』を観たのと同じ日、6/14鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年30本目の邦画13本目。おそらくTVで見たことはあるけど、映画館で観るのはこれが初めて。しかも何十年も前なので、あらすじは覚えてるけどディテールは結構曖昧である。アメリカ版の『GODZZILA』の日本での公開が7月なので、それに伴って日本版第1作をリマスターで期間限定公開ということのようです。なので鑑賞料は1000円。アメリカ版の『GODZZILA』の前売り券を持ってたら500円になったそうだけど、買ってないしこの時点で観るかどうかというのを決めてないので、1000円で入りました。

■この映画に限っては、特にこのブログを読んでくださる奇特な方々はほぼご存知だと思うので、あらすじは豪快に省く。南海の水爆実験の影響で覚醒した怪獣ゴジラが日本を襲うという話。以上。

■これがいや、面白かったんです。原画がモノクロなんだけどリマスターの効果はてきめんで、十分現在でも視聴に耐える映像になってるし、尺が若干短めというのもあるけど、観ていて全く飽きない。

■公開時が戦後10年経ってないということで、ゴジラにやられた焼け野原のシーンはすごく生々しい。ということもあってこの映画「反戦・反核映画」というふうにも取れるんだけど、それより何よりすごいのは、ゴジラが当時の東京の著名な建物(日劇とか銀座松屋とか松坂屋、国会議事堂などなど)を破壊し尽くすそのカタルシスの方が勝ってるかな。不謹慎だけどなんか快哉を叫んでしまわかねないような。

■聞いた話だと、例えば現在で同じような映画を作るとして、製作側が、例えば「怪獣にスカイツリーぶっ壊させたいんですが」と企画を作ってもまず建物側から許諾が出ないらしい。その辺はバンバンぶっ壊してOKらしいハリウッド映画との違いかな。

■主な役者はほとんど現在では鬼籍に入られているが、主演の宝田明は未だ現役というのは素晴らしい。現在再放送中の朝ドラ『カーネーション』にも出てるし、今度の『GODZZILA』にもカメオ出演されたそう。

■余談ですが、クライマックスでゴジラの活動を止めるために、芹沢博士(平田昭彦)と主人公尾形(宝田明)が東京湾の海底に潜る時に装着した潜水服が、『あまちゃん』で南部ダイバー種市先輩が着ていたものとそっくりで大爆笑。最初に『あまちゃん』見た時にこのゴジラの記憶が残っていればもっと笑ったのに。そりゃまあこちらが元祖ですね。

■ブログがゆっくりになってしまったのでアレですが、首都圏での公開は大部分6/27までのようだ。大画面で体験したい方はお急ぎください。

■追記。たまたまWOWOWで『パシフィック・リム』が放送されてるのを見たが、この映画、ご存知の通り日本の特撮映画やアニメをリスペクトしまくっている映画。『マジンガーZ』とか『エヴァンゲリオン』とかね。でも質感で一番リスペクトしてたのはこの『ゴジラ』ではないかと強く実感した。

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