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幕末高校生 [映画]

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■7/27鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年34本目の邦画15本目。強い動機があった訳ではない。時間があったので映画を観ようと思い立ったのだけど、現状そうそう観たい映画が(邦画洋画ともに)なかった。なので消去法での選択。原案がジュブナイルSFの巨匠、眉村卓さんだし(ついてこれない奴はついてこなくてよろしい)、勝手にNHK少年ドラマシリーズのリメイクだと思い込んでたり、まあまあ気に入ってる石原さとみがメインキャストの一人だったとかね。事実は違いました。眉村さんの原案は合ってるのだけど、この映画のオリジンは20年前のフジテレビのドラマなんだそうです。

■李闘士男監督作品。おそらく元々バラエティ畑の人だったと思うが、この人の映画は1本だけ観たことがある。松山ケンイチ主演の『デトロイト・メタル・シティ』。同名漫画の映画化だったのだが爆笑した。

■あらすじ超ざっくり。現代からスマホのアプリのせい?(この辺の設定は超大雑把)で幕末にタイムスリップしてしまった高校教師(石原さとみ)と生徒たち(柄本時生、川口春奈、千葉雄大)が、現代に戻ろうと奮闘する中で、史実の人物、勝海舟(玉木宏)と遭遇するというお話。

■もちろん、タイムパラドックスの要素とかは盛り込まれてるんだけど、正直言って話は浅いです。もう、話のオチを公開しなくてもいいくらい。だいたいは想像つくだろうけど。

■しかしながら、結構楽しめた映画だった。最近邦画では『私の男』『渇き。』とかの重めの映画を連続して観た反動もあるのだろうが、玉木宏や石原さとみの軽い演技はあまり面倒なことを考えずに観られた。しかし柄本時生、最近売れっ子だな。『愛の渦』とかにも出てたし。この映画では父親の柄本明も出演しているが、この兄弟(あと柄本佑ね)は父親の威光がなくても十分活躍できる実力派俳優だと思う。

■という訳でそんなに悪い映画ではないけど、劇場の大画面で観る必然性があるかと言われると「?」である。レンタルDVDとかで十分かも。


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