STAND BY ME ドラえもん [映画]
■8/16鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年38本目の邦画19本目。3D版で鑑賞。
■なぜ観たのかということについて。『ドラえもん』は国民的な漫画でアニメでもあるので、日本人で知らない人は、超高齢の方か乳幼児でもない限りほぼいないだろう。オレが小学校低学年の時に連載が始まったので、ずっと読んでいたし単行本も途中までコンプリートしてた(仙台での大学在学時に勝手に実家の母に捨てられた:涙)。それ以降は歳のせいもあり、たまにTVアニメを見る程度で、漫画も、長編映画もまったく観ていない。が、今回初CGの3Dってことだし、共同監督のひとりが『Always 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督ということで観てみようかなと。
■現在のアニメの放送局はテレビ朝日だけど、そのしばらく前に最初にアニメを放送したのは日本テレビでした。が、視聴率が伸びず打ち切りになったというのは、今から考えると嘘のようだがホントの話。ま、ウンチクはこの程度で。
■話にネタバレの要素はあまりないとは思うのだけど(みんな知ってるから)、原作のエピソードを凝縮していいとこ取りって感じですかね。ドラえもんとの出会い、別れ、そして再会のお話です。四次元ポケットの便利グッズは別にして(たぶん後期のものも含まれてる)、原作漫画の初期のエピソードを中心に構成されてる。
■CGアニメの3Dってあまり評価してなかったのだけど、この映画については非常に効果的だったと思う。質感がすごくいいのだ。もしかして3Dが最大限に威力を発揮できるのはCGアニメかもしれない。ああ、『アナと雪の女王』も3Dで観ておけば良かったかも。
■アニメの声優陣は数年前に一新されたとのことで、今作も同じらしい。やはり我々世代としては大山のぶ代他の旧声優陣の方が馴染みがあるのだけど。青年のび太の声を、トヨタのCM同様、妻夫木聡がやっているのは遊び心かな。
■以下若干のネタバレ。ドラえもんが未来に帰らなければいけない理由がプログラム、というのは原作にはない話だし、脚本が若干強引過ぎる。あと話としては、「さよなら、ドラえもん」で止めて「帰ってきたドラえもん」まで追加しなかったほうが良かったと思う。まあ著作権者の都合もあり『ドラえもん』は永遠に続く話にしなければならなかったのかもね。
■客層は子供中心の家族だけかなと思ったら、結構年配のカップルとかもいた。みんなドラえもん好きなんだね。まあ、子供あるあるで、シーンの前に「この後のび太が◯◯するんだよ!」とわめく子供が複数いたのはご愛嬌。うん、結構お勧め。
2014-08-17 01:48
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