クローバー

■11/3鑑賞＠109シネマズ川崎。今年59本目の邦画30本目。年に数回は修行と称して、自分の嗜好に合わない映画を観ることにしている。ウソです。川崎で買い物して時間が空いて、ちょうどいい時間帯の映画がこれだっただけです、すいません。

■武井咲が出ている映画は『愛と誠』『るろうに剣心』三部作は観たけど、別に注目している女優さんではないしあまり興味がない。相手役の関ジャニ∞の大倉忠義はなおさら。劇場内に入ったら結構空いてたけど（公開週で大丈夫か？）客層はおそらく大倉忠義目当ての若い女性が中心で、完全アウェイ状態。ちょっとしまった感を漂わせつつ映画を観た。

■同名の少女漫画の映画化のようです。少女漫画の映画化は結構多いけど、オレが観た範囲ではほぼ全部ハズレなので、そろそろこの傾向は何とかならないものか。話は簡単に言うと、ホテルに勤めるOLの沙耶（武井）と上司の柘植（大倉）のオフィスラブの話。以上。なんだけど、この手の映画にしては珍しくベッドシーンがある。もちろん武井咲と大倉忠義の。どうりでチケットカウンターで子連れのお母さんが「この映画、R指定ありますか？」と聞いてた訳だ。まあ当然、そんなにたいしたシーンではないけど。

■脚本も映像も役者の演技も、褒めるべきところがひとつもない。ひどい映画と言ってしまうのは簡単だけど、この場合観客のオレが悪い。明らかに期待されてない客層の人間がついうっかり観てしまったのだから。映画に罪はない・・・けどこの映画も大人1800円っていうのは（オレは最近はほとんど定価で観てないけど）ひどいと思うよ。500円くらいが妥当じゃないだろうか。