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インターステラー [映画]

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■2014/11/22鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年61本目の洋画30本目。やっぱクリストファー・ノーラン監督の作品は観ちゃうでしょ。しかもアン・ハサウェイも出てるし。

■今回、予告編を観たくらいで「宇宙もの」くらいの事前情報しかなくて観た。ところがどうした、超SFじゃん! その点でかなりお腹いっぱいになった感はある。実際観てもかなりお腹いっぱいになった。相対性理論とか時間軸とか五次元とか科学的要素詰め込み過ぎ! SFが好きな女性の比率はそう高くないので、これは女性観客を切ったなとも思った。興収がどうなるかが楽しみなんだけど。

■邦題は原題そのまま。「Intersteller」っていうのは「惑星間の」っていう意味らしいけど、よく分からないのでそのままの邦題で正解かと思います。導入部はアメリカのトウモロコシ畑の映像が多く、どっからSFになるのかが分からないようにも思えるけど、話は近未来の地球。環境が激変し、農作物も取れなくなり、いずれは酸素の吸引さえ難しくなる地球で、もと宇宙パイロットのクーパー(マシュー・マコノヒー)が移住できる惑星の探査に送り出され、クーパーの娘マーフィー(ジェシカ・チャステイン、クーパーの出発時はマッケンジー・フォイ)との父娘の話が主軸。ちなみにアン・ハサウェイは、クーパーとともに宇宙船に同乗するアメリアという役どころ。

■ここからが昔ながらのSFでもあるのだけど、宇宙旅行には時間が掛かるので乗組員はコールドスリープに入り、また着陸する惑星の磁場との関係で、地球にいる人間との時間軸はどんどんずれる。もともとの任務は移住できる惑星の探査なのだけど、様々なトラブルが起こる。この辺はネタバレするとつまらないので、映画で確認して下さい。そしてクーパーは、問題を解く鍵をワームホールの中の五次元で見つける。

■オレみたいに科学的知識の乏しい大概の人は、ロジックを追ってみても脳内がオーバーヒートするだけだと思うので、深く考えずに観るほうがいいと思う。しかし科学的ネタを大量にぶち込んで最終的に父娘愛の話にまとめあげるとは、なんともノーラン監督らしい力技である。映像も、宇宙船とかの造作については極力CGを使わず、ミニチュアを作り実写で撮ったらしい。観る前は知らなかったのだけど、宇宙船周辺の画像は接写中心で、ロングが少なかったのはそのせいかと後で思い至った。

■俳優陣は、マシュー・マコノヒーやアン・ハサウェイは安定の演技なんだけど、子役のマッケンジー・フォイがすごく良かったな。映画で初めて観たけど。

■おすすめの映画ではありますが、ノーラン監督恒例で上映時間が169分ってほぼ3時間かよ!というくらい長いし、いろいろ詰め込んでる映画なので、是非頭をクリアにして万全の体調で臨んでください。映画で疲れるっていうのも、たまにはいいかも。


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