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神様の言うとおり [映画]

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『寄生獣』と同日、2014/12/06鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年64本目の邦画33本目。

■三池崇史監督作品なんだけど、主演が福士蒼汰くんということで当初はあまり観る気がしなかった。『あまちゃん』はもちろん面白かったし、今やってる連ドラでも人気らしいけど、この人も結構芝居がワンパターンな気がして。でも、1ヶ月映画観放題というフリーパスを持っているので、観れるものは何でも観るというスタンス。それに、三池監督の作品ってそんなにハズレないしね。

■こちらも『寄生獣』と同じく原作は漫画。未読。なんというか不条理ホラーのパズルものとでも言ったらいいのだろうか。突然授業中に教師が殺され、教壇上にはだるまが居座る。彼から出される不可解な謎を、主人公・高畑瞬(福士蒼汰)を始めとする高校生たちが生き残りを賭けて謎解きに挑んでいくという話。複数のステージで構成されるが基本的な構成はほぼ同じ。おそらくはTVゲーム的な発想なのかなと。

■キャストは、福士蒼汰を始めとして若手の売れっ子陣が集結。神木隆之介、染谷将太など。個人的な理由だけど『寄生獣』の後に観たので、染谷将太がまた高校生役で出てたのには「またかよ」という感じ。いや染谷将太に罪はない。でも、先日TVで見たけど、染谷くんは子役時代から100本以上の映画・TVドラマに出演しているそう。キャリアからいうとベテランだな。オレだって彼の出演作を『ヒミズ』以降何本観たか分からないくらい。女優陣は、山崎紘奈と優希美青。山崎紘奈は東宝シンデレラなんだけど、今まで出た映画で観たのは大林宣彦監督の『野のなななのか』ともう1本くらいで、メジャーな映画では初のメインキャストかな(大林監督すいません)。優希美青といえば、『あまちゃん』のGMT小野寺薫子以来。選ばれる人は年々綺麗になっていくのかなと。おっさんの感想としてはギリギリかな。

■原作漫画のせいなのかも知れないが、エンタとしてはそこそこ楽しめるけど、物語の着地点がよく分からなかった。リリー・フランキーや大森南朋も出ているのだけど、ポジションの意味がかなり不明、特に大森南朋。という訳で、映像は面白いがやや不満足。整合性を求めてはいけない映画なんでしょうか。

■不思議だったのが、今作はR15+で、むしろこちら(戯画化してる)よりグロい『寄生獣』はPG12なこと。どっちもエロシーンはないので、映倫の判断基準はよく分からない。



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