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ビリギャル [映画]

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『脳内ポイズンベリー』と同日、2015/5/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年35本目の邦画18本目。原作が坪田信孝さんという名古屋の塾講師の体験記で、バカな女子高生が現役で慶應に受かったというノンフィクション。受験をしてたのはすでに30年以上前で、子供もいないオレは作品自体スルーしてたけど、意外と評判がいいので観てみることにした。他に観たい映画もそうなかったので。

■名古屋の中高一貫の女子校で、ギャルになって遊んでる高2のさやか(有村架純)は、停学をくらい系列の女子大への進学が無理になる。そこで塾講師の坪田(伊藤淳史)と出会い、心機一転して慶應への現役合格を目指すという話。

■しまったあらすじが終わった。実話ベースなので当然最後は慶應に合格してハッピーエンドになるという話です。こういうベタな話をちゃんと一本の映画にするという制作陣の努力には敬意を表します。有村架純のコギャルっぷりとかは結構見てて楽しいし。

■でもやっぱり話が単調すぎる。有村架純・伊藤淳史を始めとする役者陣、父母(田中哲司・吉田羊)やクズ教師の安田顕、そして塾長のあがた森魚(びっくり)は頑張ってるのだけどね。いい話ではあるが、映画化する必要性をあまり感じなかったというか。じゃあ観るなよ。

■いにしえの西日本受験生としては面白いところがあった。関西の有名私大はだいたい地方入試をやるんだよね。映画の中で第三志望でさやかが受けた近畿学院大学文学部(実名で第三志望と書かれると問題なので配慮したと思うが、これは関西学院大学文学部です絶対)が名古屋で試験したりとかね。実際オレも受験期にD志社大学を高松で受験しました。落ちたけど(笑)。そして早慶は地方入試はたぶんやってない。間違ってたら教えて下さい。なんでだ。

■で、さやかは慶應に受かるわけですが、いい年をした皆様はご存知の通り、有名大学合格=ゴールではまったくない訳ですよ。まあでも、制作陣の想定する観客層からはオレは絶対ずれてるので、そこでグダグダ言うのは申し訳ないと思います。


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