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ストックホルムでワルツを [映画]

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■2015/7/2鑑賞@目黒シネマ。今年45本目の洋画22本目。毎度おなじみ目黒シネマで、夜から『繕い裁つ人』との二本立て。この映画、日本では昨年(2014年)公開だったようだけど知らなかった。今年に入って目黒シネマで予告編を観たら面白そうだったので。

■スウェーデンに実在したジャズシンガー、モニカ・ゼタールンドの実話ベースの話。ジャズには明るくないのでお名前を存じ上げませんでした。モニカ役のエッダ・マグナソンも初見、というかこの人本業はやはり歌手で、これが映画デビューなんだって。なんでこの映画がPG12かというとおそらくはこの人が脱いでいるからかと。映画デビューで脱ぐ度胸は凄い。閑話休題。他の俳優さんや監督ももちろん知りません。まあ邦画や洋画のメジャー作を観ると知ってる顔の役者さんがよく出たりするので、時折こういうのは新鮮な感じ。

■時は1960年代。スウェーデンの田舎町で暮らすシングルマザーのモニカは、時折ストックホルムまで夜行バスで向かいライブをやり、そこそこの人気はあるがそれだけでは食えず電話交換手(今はもうほぼない職種)として働いている。ライブを観に来た評論家の誘いで、NYでライブの機会を与えられるが無残な結果に終わる。偶然出会ったエラ・フィッツジェラルドに「自分らしい歌を歌え」と言われ、そこからスウェーデン語でジャズのスタンダードナンバーを歌うことを思いつき、道が開け始める。

■ここまでのあらすじだけだと、感動的なサクセスストーリーという感じです。ところがどっこい、モニカは自由奔放に生きる情念の女という感じなので、ドロドロのエピソードも結構ある。まあそりゃそうだ。ミュージシャンの伝記で清廉潔白とか聞いたことないしね。でも映画を彩るジャズのスタンダードナンバーのおかげもあり、飽きさせない。

■もう名画座でしか掛かってないので劇場で観るのは難しいと思うけど、DVDはもう出ているらしいので興味のある方はそちらで。しかしスウェーデン、いいなあ。中学生の時にスウェーデンの女の子と文通していたこともあり(本当)、死ぬまでにはぜひ一度行ってみたい。


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