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オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [映画]

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■2015/7/17鑑賞@恵比寿ガーデンシネマ。今年49本目の洋画24本目。今回は(いつもだけど)いろいろ脱線します。

■いつもは観ないタイプの映画だけど、自分の視野だけでは観る映画の幅は狭まってくる。今回はSNSからのベイマックス(仮)先輩からのメッセ「今年最高かも知れない!」がきっかけだった。金曜の夜、ヒマだったので恵比寿ガーデンシネマに赴いた。

■恵比寿ガーデンシネマ、懐かしいなあ。しばらく閉めてて最近再オープンしたみたいだけど、前回来たのはなんと12年前。当時の同僚の某嬢と、定時でダッシュして一緒に行った記憶が。マイケル・ムーア監督の『ボウリング・フォー・コロンバイン』でした。これも凄い映画だった。テキサス州の銀行では、口座を開設するとノベルティとして猟銃が貰えるという話とか。その頃同僚だったアメリカ人社員に聞くと、「実際、あるかも知れないね」だって。

■閑話休題。主演は『マッドマックス/怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ様です。主演っていうかこの映画トム・ハーディ以外出てねえし! 何故かというともの凄く特殊な状況だから。郊外からロンドンに向けて深夜に高速で車を走らせるアイヴァン・ロック(トム・ハーディ)。アイヴァンは建設の現場監督らしいが、明日早朝の本番を放擲し部下に任せようとする。部下や上司との言い争いや、帰りを待っている家族とのやり取りなど、面倒くさい話はすべて運転中の携帯電話のやり取りの中で行われる。最近車に乗らないので知らなかったのだけど、カーナビで携帯とコネクトしてフリーハンドで通話できる奴ってあるみたいですね。仕事も家族も失う危険を顧みず、なぜアイヴァンはロンドンへ向かうのか。さすがにそこまでバラすとネタバレになるので止めておく。まあ、公式サイトにはだいたい書かれてるけど。

■最初、まさかとは思ったけど、ホントにまさかでアイヴァンの運転と通話のシーンしか出てこない。ま、他のキャストはボイスアクトで出てくるんだけど。このワンアイディアで押し切って作った制作陣はマジで凄いと思う。飽きそうな画像の割に話の全体像がきちんと浮き上がってくるし。トム・ハーディも『マッドマックス』の壮大な(?)スケールから今作のミニマムなスケールまで何でもこなすな。撮影はこっちのほうが前だったみたいだけど。

■正直自分のアンテナには引っかかってこないタイプの映画だったので、クチコミで教えてくれたベイマックス(仮)先輩には感謝です。大変面白かったのですが、今年ナンバーワンとまでは…。すいません先輩、修行を続けます。

■おまけ。ここの映画館も通常上映なので1,800円。素直に払って入ろうと思ったらモギリの人が、「今日は会員サービスデーなので、会費を払っても1,500円で入れますよ」とのこと。じゃあと思って入ったが、この映画館が属してる「ユナイテッド・シネマズ」ってグループ、都内だととしまえんと豊洲にしかねえよ! どっちも遠いよ! と思ったら、わが故郷今治市にもなぜかあったのだった。今度帰省したら行ってみよう。

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