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東京無国籍少女 [映画]

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■2015/7/26鑑賞@横浜ブルク13。この前の日、稲垣潤一のライブを横浜で観た後に友人夫妻と合流して飲んで、映画やドラマの話で盛り上がってしまい、帰るのが面倒になったので横浜で一泊した。あ、今年54本目の邦画27本目です。もともと小規模な公開で近所ではやってないので、渡りに舟ということで横浜ブルク13に来た。久々だけどえらい混んでおります。フードカウンターの並びが半端ねえっす。

■押井守監督は、アニメーターから発してアニメ映画の監督や、実写映画の監督もこなす結構巨匠的な感じの人。しかしわたくし、映画作品は一本も観ておりません。もちろん、アニメーター時代はタツノコプロに在籍してたりとかして演出作品を観たことはあるはずです。じゃなんで観たかというと、『TOKYO TRIBE』以来注目している清野菜名が初主演だからということ。ゲスですね。

■舞台は芸術系の女子高専。かつて天才ともてはやされていた藍(清野菜名)は事故にあってPTSDになり、創作活動もできず不眠状態になる。同級生たちのいじめ、藍をお荷物と思い冷たくあたる教師(金子ノブアキ)。しかし藍を広告塔として利用するために学校にとどまらせている校長(本田博太郎)。で、これがラスト15分前まで、いじめの描写とかが単調に延々と続くのですよ。我慢の限界寸前まで。

■ラスト15分でスカッとするかと言うとそうでもない。詳しく書くとネタバレになってしまうので避けるが、「なんでこうなるの?」という奇想天外な展開。アクション女優でもある清野菜名の本領発揮のシーンはあったけど、なぜタイトルが『東京無国籍少女』なのかが理解できなかった。「無国籍」というところは多少なりとも分かるけど、「東京」ってバックボーンがまったく見えてこない。

■しかし押井ワールドが好きな人達にはそれなりに好評なようで。これは観に行くべきではない人間が観てしまったという、わたくしのミスだと思います。申し訳ございません。

■ところでこの映画、R15+指定なのだけどそんなにグロではありません。劇中ヌードモデル役の女性がヘアまで晒していたのが主たる理由かと。なんだかな。

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