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ファンタスティック・フォー [映画]

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■2015/10/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年72本目の洋画35本目。

■最近マーベル中毒なわたくし。ついこの映画も観てしまった。確か6〜7年前も同じく20世紀フォックスで映画が制作されてたと思うけど、そちらは観ていない。でもこのシリーズも、マーベルの中では『スパイダーマン』や『アベンジャーズ』と並ぶ基幹作品のはず。ネタバレというほどではないけど、さすがにこの作品では『アベンジャーズ』とのカラミはなかった。漫画ではあるらしいけど。

■発明マニアのリード(マイルズ・テラー。なんと『セッション』のドラマー学生の奴だ!売れてるのね)は子供の頃からの友人ベン(ジェイミー・ベル)と物質転送装置の研究をしてきたが、バクスター財団のDr.ストーム(レグ・E・キャシー)に見出され財団で研究することになる。同じチームは、ストームの養子のスー(ケイト・マーラ)とストームの実子のジョニー(マイケル・B・ジョーダン)。そして元々の物質転送装置の発案者であるが、上とそりが合わず辞めていたヴィクター(トビー・ケベル)。彼らは紆余曲折ののち物質転送装置を完成するが、財団の上層部の企みでNASAとの共同研究になりそうになる。自分たちが異次元への第一歩を踏み出したいと思い、リードはベンを誘い、スーを除いたメンバーは異次元転送に挑戦し成功するが、異次元の世界でヴィクターがトラブルに巻き込まれる。現実世界へ戻ることをスーのオペレーションに頼るが、そこで何らかの歪みが発生し、オペレーションをしていたスーを含めた4人には望まざる異能力が備わってしまう。

■リードは身体が自由に伸び縮みする能力(『ワンピース』のルフィみたいなもん?)、スーは自由に体を消しバリヤを張れる能力、ベンは身体が岩と化して強力な身体能力を誇る。ジョニーは身体が発火し自在に火を操れる能力。ふだん人間体に戻れないベンだけがちと気の毒。ベンの能力はすでに軍事利用されていたが、ジョニーまで戦闘に駆り出されそうになる。そこで長く身を隠していたリードはアメリカに戻り、再度物質転送装置を作り、自分たちの身体を元に戻そうと試みる。

■また冗長なあらすじになってしまって申し訳ないけど、この映画結構面白いです。何と言っても雑なSF感がいい。もっとVFX(CG)を使えばスマートに見せれたはずだけど、「物質転送装置」のメカメカしさと無駄なポンコツ感(絶対これで次元転送できねーだろ的な)が凄い。考証も割合適当な感じもするし。緻密なSFは必要だけどこういう雑なSFは観ててすごく楽しいのだ。え、オレだけ?

■続編も企画されているらしいし、緒戦なので上映時間は100分とやや物足りないけど、好きな人にはハマる映画だと思う。スー役のケイト・マーラは初見だけど、結構いいですね。

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