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僕だけがいない街 [映画]

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■2016/3/19鑑賞@109シネマズ二子玉川。いま超売れっ子の有村架純って、生で観たらどうなんだろう、と思いチケぴの抽選に申し込んだら幸い当選したので来た。今年33本目の邦画10本目。

■原作は三部けいの同名漫画で未読。まだ連載中で完結していないらしい。この映画は続編はないようなので結末は映画オリジナルのようです。

■売れない漫画家で生活のためピザ屋のバイトをしている悟(藤原竜也)は、ある時「リバイバル」という現象に襲われるようになる。先行きに待ち構える障害をうまくクリアしないと、元いた時系列に戻ってしまう現象。そのため怪我をした悟は、バイト先の同僚・愛梨(有村架純)と母・佐知子(石田ゆり子)の看護で回復するが、今度は母が何者かに殺害され、またリバイバルが発動するが、今度は18年前の小学生時に戻ってしまう。その裏には、当時の小学生誘拐連続殺人事件があった。

■正直さほど期待をせずに観たのだけど、かなり面白かった。謎を追うごとに謎が深まっていくというスリリングな展開で。しかし結果を間違えるとリセットされ元の時間に戻る、というのは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』にも似ているところがある。『オール・ユー』は殺されるたびにリセットされるので少し違うが。これも日本人作家の桜坂洋さんの小説が原作なので、日本のゲーム的な発想なのかも。悪くはないけどね。

■主演二人の演技もいいけど、子役の二人、少年期の悟(中川翼)とその同級生で虐待を受ける雛月(鈴木梨央)の芝居が上手すぎて困る。何で最近の子役はこんなに芝居が自然で上手なんだろう。ま、鈴木梨央はすでに大河や朝ドラにも出ている超売れっ子だけどね。ただ、芝居云々じゃなくて、藤原竜也の母親役が石田ゆり子というのは、やはり無理があったかな。

■あと、オリジナルの結末を作るのはすごく大変だとは思うけど、映画での結末にはあまり納得が行かなかった。それまでのテンポが良かっただけにちょっと勿体無い。

■舞台挨拶。観客は若い人から年配まで女性ばかりで、藤原竜也の女性人気に恐れ入る。MCが藤原竜也に「役作りで気を付けたところは?」と訊かれ「畳を手でパンと叩く練習をしたとこですかね」とボケていた。そりゃ同日公開の『ちはやふる』だって。当然平川雄一朗監督その他からすぐツッコミが入っていた。余裕なのか何なのか、藤原竜也、謎の男である。あ、有村架純は可愛かったですよ。

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