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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 [映画]

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■2016/3/25鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年36本目の洋画24本目。ちと奮発してMX4Dで鑑賞。これは特殊効果に期待するというより、本編が153分と長いので居眠り防止という意味合いもある。揺れたり蹴られたりするから。

■この映画は『マン・オブ・スティール』の続編になり、監督は前作と同じザック・スナイダー。今回からバットマン(ベン・アフレック)が参戦するということで、『マン・オブ・スティール』の出来に若干満足しなかったながらも期待はしていた。なので公開日・金曜のレイトショーに来たわけです。

■アタマは『バットマン』シリーズを観た方ならご存知のように、ゴッサム・シティで両親と歩いていたブルース・ウェイン少年(=バットマン)はならず者に両親を殺され、その葬儀の風景から始まる。その後『マン・オブ・スティール』でのスーパーマンとゾッド将軍の闘いの余波で、ゴッサム・シティは壊滅的な打撃を受け、成人し親の財閥を継いだウェインは、会社の部下を数多く喪う。ウェインはスーパーマンの正義に疑義を抱き、同時にアメリカ政府でもスーパーマンのの正当性に関して、証人喚問すべきだという声が上がる。そこに若きIT企業(実は兵器産業)のCEO、レックス・ルーサー(ジェシー・アイゼンバーグ)が暗躍し、バットマンとスーパーマンは対峙することになる。

■『マン・オブ・スティール』で戦闘中に幾多の建物をぶっ壊したのは、この映画の壮大な前フリということか。それにしても、もともとダークヒーローのバットマンはともかく、スーパーマンまで正義とは何かに悩んでしまうというのは、ヒーロー物としてなんだかとてもまだるっこしい。ま、マーベルの『アベンジャーズ』シリーズも同様のジレンマに陥っているけどね。単純明快なヒーロー物は作りづらい時代になっているのか。

■映像は迫力あるし、スーパーマン役のヘンリー・カビルも前作『コードネームU.N.C.L.E.』と違い、陰鬱なスーパーマンをいい感じでやっている。何よりベン・アフレックのバットマンはものすごく座りがいい。マイケル・キートンやクリスチャン・ベールよりも。そしてロイス・レーン(エイミー・アダムス)は変わらずチャーミング。

■なので映画の出来がもったいない。いろいろ詰め込み過ぎで、最後にはワンダーウーマン(ガル・ガドット)まで出てきてるし。そしてウェインの回想シーンが多過ぎるなどテンポがあまりよろしくない。これ2時間に出来たんじゃね? ザック・スナイダー監督。

■結末のネタバレはしませんが、発表されてないけど続編を想定した作りになっていると思う。マーベルの『アベンジャーズ』に対抗した、DCコミックスのヒーロー軍団『ジャスティス・リーグ』、でこれから作品が作られるんでしょうね。

■観てもいいけど、監督交代して欲しいな。あとエンドロールを見たら『フラッシュ』も出ていたらしいけど気が付かなかった。どこ? ドラム・オーケストラのクレジットでシーラ・Eの名前を見つけたのはお懐かしやでした。

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