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モヒカン故郷に帰る [映画]

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■2016/4/10鑑賞@109シネマズ川崎。今年41本目の邦画17本目。

■沖田修一監督の作品はかなり好きです。前作の『滝を見に行く』は観逃したけど、その前の『横道世之介』はその年に観た邦画ではNo.1と言ってもいい出来でした。しかも主演は好きな俳優のひとりである松田龍平。舞台はオレの故郷である瀬戸内海。そりゃハードル上がりますよね。

■売れないバンドマンの永吉(松田龍平)は彼女の由佳(前田敦子)が妊娠したのをきっかけに、結婚の報告のため7年ぶりに故郷の戸鼻島(架空だけど、たぶん呉市のどっかの島)に帰郷し、雑貨商で矢沢永吉好きの父・治(柄本明)とカープキチの母・春子(もたいまさこ)、そしてたまたま帰省していた弟・浩二(千葉雄大)に迎えられる。よく知らない近所の人たちの歓迎の宴のさなか、治が倒れ、医者に末期のガンと宣告されるという話。

■広島ということで親父が永ちゃん狂(矢沢永吉は広島出身)、で母はカープ狂というのはかなりベタです。そして父が亡くなるまでの話なんだけど、こういう話って俺らの年代には、言い方は悪いけどまあ普通のことです。沖田修一監督で好きなのは、日常感をすごく醸し出している演出なんですが、やはり『横道世之介』や『南極料理人』みたいに、裏に骨太なストーリーが控えてなければあまり説得力はなく、単にグダグダな日常でしかなくて薄い話になりかねない。

■沖田監督は常に脚本を兼務されているようで、それは分からないでもない。自分の撮りたい映画の話を最高に書けるのは自分だけだと。でも、現在それが認められているのは、メジャーの監督でも数少ない。三谷幸喜監督(脚本家だから当たり前かも)、是枝裕和監督、園子温監督、大根仁監督など。昔の巨匠の黒澤明監督、小津安二郎監督など、自分では脚本は書かないが専属ペアの脚本家と常にタッグを組んでいた。脚本家を毛嫌いしないで、ちゃんとスクリプトを組める人とぜひ組んで欲しい。もったいないよ。

■役者陣は、前田敦子も含めて(!)熱演だし、瀬戸内の風景もいいので、やはり脚本がウィークポイントかと。ま、日常感は相変わらずいいので、次回作はまだまだ期待してます。

■なんだか酷評で申し訳ありません。

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