ジャングル・ブック [映画]
■2016/8/11鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年89本目の洋画47本目。
■『ジャングル・ブック』自体は知っていたけど、昔のことなので記憶は曖昧。父を亡くしジャングルに置き去られた遺児・モーグリ(ニール・セディ)。黒豹バギーラに救われて以降、モーグリは狼社会のひとりとして育てられることになる。狼社会の長・バギーラと母親がわりのラクシャに育てられるが、ある時に人間に恨みを抱く虎、シア・カーンが現れモーグリの排除を狼社会に要請する。それを拒否した狼社会の長・パギーラはシア・カーンに殺され、人間社会に行く途中だったモーグリはそれを知り、ジャングルに戻りシア・カーンと対峙する。
■この映画はまあ子供向けなので、最初は観るつもりはなかったのだけど、監督がジョン・ファブローなので観ることにした。大ヒット映画『アイアンマン』の監督さんなんだけど、次作のオファーを断り自分のやりたい企画だった『シェフ 三つ星フードトラック始めました』を撮って、しかもそれが大変面白かったという。そしてその次作が大メジャーのディズニーという、一筋縄では行かない監督さんです。
■モーグリ以外の登場人物、というか動物はすべてCGらしい。背景のジャングルはどこまで実写かどうかは素人のオレは分からないのだけど、CG/VFXの進化には驚くばかり。今思うと『スター・ウォーズ/ファントム・メナス』の、史上初のフルCGの登場人物、ジャージャー・ピングスがなんかお笑いに見えてしまう。時代が違うのでバカにしている訳ではございません。CGの進化には驚くばかりでした。
■もう夏も終わりつつありますが、お子様連れでも大人だけでも十分楽しめる映画だと思います。ただ個人的には生身の登場人物が多いほうがいいんですけど。あとこの映画、字幕版で観るのを強く薦めます。ベン・キングズレー、スカーレット・ヨハンソン、そしてクリストファー・ウォーケンの台詞が深く心に刻まれます。
■前から思ってるけど、子供向け洋画と言っても、字幕版の上映ももっと増やすべきかと。子供のヒアリングの勉強にもなるしね。効果は責任持てませんけど。
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