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ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years [映画]

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■2016/9/22鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年101本目の洋画52本目。

■ビートルズの結成前夜から解散するまでのライブを含めた映像を再構成したドキュメンタリー。監督はこの手の映画にしては珍しい、巨匠ロン・ハワード。わたくしがビートルズに抱いていた印象は、昨年ポール・マッカートニーのライブに行った感想のエントリにたくさん書いてあるのでそちらをご参照ください。

■当時の映像の他に、おそらく新撮のポールとリンゴのインタビューと、アーカイブのジョンとジョージのインタビューも含めて、いや構成上手いな、というのが第一の感想。ビートルズがデビュー以降、殺人的なスケジュールで世界各国をライブで廻り、1966年以降はライブを停止したというのは知っていたけど、いざ観せられるとこれほどまでの殺人的なスケジュールとは思わなかったし、政治的な意見を述べると手のひらを返したようにファンもマスコミも冷淡になる、という状況は現在も同じですね。

■確かに、特にオレみたいな浅いビートルズファンは知らないこともたくさんあるので、近い世代の人は観ておいたほうが得な映画だと思います。ライブの映像、特に本編終了後の、シェイ・スタジアムでのライブを映像(4K)・音楽ともにリマスターした映像は凄かった。昔の同僚のマニア・Mさんは「『Twist and Shout』は別音源では?」と指摘してたけどさすがです。

■本編ももちろん面白かったんだけど、細かいところで笑えた。デビュー直後のインタビューで、ジョンの上に座ったリンゴがタバコの灰をジョンの頭に落としてるところとか、ポールが「『Help!』の撮影のときはほとんどみんなラリってたね」とかね。シェイ・スタジアムの観客席で映っていたティーンエイジのヤンキーガールは、今はどういうおばあちゃんになってるのかな、という妄想とか。

■66年の武道館の映像も収録されてるけど、長く扱われているのは日本公開版限定らしい。なので、世界公開版では浅井慎平のインタビューとかはカットされているんじゃないかな。それにしても来日当時に武道館での公演について、右翼の反対運動が起こっていたのは知らなかった。全部じゃないけどバカな右翼は、国益に寄与するつもりで結果的に反対の結果になっているのは、昔も今も同じである。

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