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MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間 [映画]

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■2016/12/30鑑賞@TOHOシネマズシャンテ。今年135本目の洋画67本目。この映画、その日の時点で東京での上映館はここだけ(というか全国でもあと大阪で1館)なのでまた日比谷に赴いた。

■マイルス・デイヴィスといえば、ジャズを聴かない人でも名前くらいは知っているジャズの帝王。どうでもいい話だが、昔勤めていた目黒の会社(今は移転してます)の向かいに「ブルース・アレイ・ジャパン」というライブレストランがあり、そこのこけら落とし公演がマイルス・ディヴィスだったのを覚えている。チケ代が高かったので行かなかったが。

■『アベンジャーズ』シリーズでおなじみのドン・チードルの初監督作品にして主演作。マイルス・ディヴィスが活動を休止していた1975〜80年の5年間に起きた話。活動を休止し酒とドラッグに溺れていたマイルスの自宅に、野心を持った「ローリング・ストーン」誌の記者・デイヴ(ユアン・マクレガー)が、カムバック記事を書かせてくれと無理矢理押しかけてくる。デイヴと行動をともにするうちに、コロンビアレコードの悪辣なプロデューサーに大事なマスターテープを盗まれ、それを取り返そうとする。そこに別れた妻・フランシスとの過去の苦い思い出が時折挿入されていく。

■とても実話ベースとは思えないぶっ飛んだ話。マイルスはヤク中だわ、所構わず銃をぶっ放すわカーチェイスは繰り広げるわですごく面白い。ドン・チードルの熱演と、腹黒いユアン・マクレガーもイケてるし。劇伴はもちろんマイルスの曲が主体で、最後の方のライブシーンではハービー・ハンコックとかの名だたるミュージシャンが参加していて迫力あり。サントラ盤が欲しくなった。ドン・チードルの演出も、若干ギミックを使いすぎな感はあるものの、スピーディーで飽きさせない。

■結構お薦めです。ただ、ドン・チードルがマイルスに全く似ていないところは目を瞑ろう。

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non_0101

「ブルーに生まれついて」を観たのでこちらもと思ってます。
そんなに上映館が少ないのですか!混雑しそうですね~
by non_0101 (2016-12-31 18:39) 

sochi

non_0101さん、1/7からは拡大されて、ららぽーと横浜やチネチッタでも観れるみたいですよ。オススメです。
by sochi (2016-12-31 18:55) 

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