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ネオン・デーモン [映画]

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■2017/1/14鑑賞@TOHOシネマズららぽーと横浜。今年3本目の洋画3本目。

■ニコラス・ウィンディング・レフン監督の以前の作品『ドライヴ』は、B先輩に薦められてDVDを借りて見たのだが、掛け値なしに面白かった。主演のライアン・ゴズリングの魅力によるところも大だとは思うけど、予測不可能なスリリングな展開、ドライブシーンの格好良さなど、魅力的な点が多かった。DVDは字幕のみで日本語音声は入ってなかったのだけど、テレビ東京が平日昼にやっている洋画の放送番組「午後のロードショー」では放送する際に、わざわざ日本語音声を新規収録するという蛮勇に出て拍手喝采。広く知られてはいないが、一部の映画ファンには好まれている作品だし、もちろんオレもそう。

■それ以降特に追っかけていたわけではないが、この映画のキャッチコピー「『ドライヴ』を超える衝撃」に釣られて観ることにした。以下、この映画を悪く書きますが、あくまで個人の主観によるということを初めにお断りしておきます。

■トップモデルになりたい、と田舎からロスに出てきた16歳のジェシー(エル・ファニング)は、自らも自覚しているその美貌により、カメラマンやデザイナーの心を掴みたちまち売れっ子モデルになるが、仕事を奪われた他のモデルたちは彼女に激しい嫉妬を抱き、それを行動に移すようになる。

■結末は書きませんがまあこんだけです。脚本は非常にステレオタイプの話なのですが、監督はビジュアル重視で話を展開していこう、と思ったのだろう。

■各々のカットが無駄に長く、かつカメラワークは平面的。そしてR15+の映画なのだけど、脇役の女性陣はバンバン脱いでるのに主演のエル・ファニングは脱いでなくて、『さよなら歌舞伎町』の前田敦子のような「脱ぐ脱ぐ詐欺」ではないかと思ってしまった。でもまあこの点に関しては、エル・ファニングはまだ18歳なので当然といえば当然だけど。エロオヤジですいません。それにそんなに美貌とも思えなかったので、それは演出で何とかして欲しかったかなと。キアヌ・リーブスなんて何のために出ているのかよく分からなかったし。

■いろいろ愚痴めいたことを書いたけど、要はレフン監督の世界観に乗っかれるかどうか、という映画だと思う。オレより倍以上映画を観ているK先輩とかは「ラストのシークエンスを除いて全肯定」と言われてたし。

■観る人によって判断が分かれる映画だと思うので、お薦めはしませんが興味を持った方はどうぞ。

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