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ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命 [映画]

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■2017/4/1鑑賞@チネチッタ。今年22本目の洋画17本目。

■予告編を映画館で観たので本編も観てみようかと。ナタリー・ポートマン出演の映画を観るのは、アカデミー賞を獲った『ブラック・スワン』以来なので何年ぶりか。監督も同じダーレン・アロノフスキーかと思ったら、今回は監督でなく製作だったのね。

■ケネディ大統領が暗殺された1963年の秋。未亡人となったジャックリーン(ジャッキー)・ケネディ(ナタリー・ポートマン)は、ジャーナリスト(劇中の台詞で説明があったかどうかは忘れたが、史実によるとセオドア・ホワイト)(ビリー・クダラップ)のインタビューを受けながら回想していく方式。夫が暗殺された瞬間に隣にいた凄絶な記憶から、方針が二転三転しながらケネディの国葬が終わるまでの話。

■日本国内での宣伝や、例によってのおまけのサブタイトルからの印象だと、「ジャッキーは夫の死にもかかわらず、毅然として国葬を指揮した」という話だと勝手に思っていたのだが、かなり違った。そもそも目の前で夫を殺されて平常な神経で事を成し遂げられる人がいたら超人だろう。ジャッキーは右往左往しつつ、時には神父(ジョン・ハート)に告解をしながらよろよろと進めていく。宣伝のミスリードだと思ったけど、それはオレの印象だけかも知れない。

■オスカー女優のナタリー・ポートマンの演技はすごいけど、なぜかこの映画、登場人物のアップのシーンが多い。なのでナタリーの顔芸を延々見せられることになる。さすがにちょっとくどくて胸焼けがした。これはナタリーのせいというより、演出の責任か。

■お薦めかというとそうでもありません。ただ、この映画の感想をB先輩と交換していた時に、「オナシス(ギリシャの富豪)と再婚してからの話まで入れたら面白かったんではないか」というのには同感。

■この映画の中で出てきたケネディの幼い娘・キャロラインは先日まで駐日大使だったキャロライン・ケネディなのにはしみじみとした。「呪われた一族」と言われ、暗殺や事故で早死にする人が多いケネディ一族の中で、長寿を全うして欲しいと願っております。

■おまけ。昔勤めていた外資系の会社で、アメリカから来た(オレより若い)上司に「ジョン・ケネディ」というそのまんまの男がいた。彼がこのケネディ一族かどうかは存じ上げません。聞いときゃ良かったかな。

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