ゴースト・イン・ザ・シェル [映画]
■017/4/15鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年25本目の洋画19本目。
■士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』のハリウッド映画化。ところでわたくし、話の概要くらいは知っているが、原作漫画も読んでないし、それを元にしたアニメシリーズ、押井守や神山健治によるアニメ映画化も見ておりません。なのでこれから書く感想はトンチンカンなものになってしまう可能性があることをお断りしておきます。
■近未来。幼少期にテロに遭い、脳以外の身体がすべて義体と化した「少佐」(スカーレット・ヨハンソン)は、荒巻(ビートたけし)率いる公安9課で、サイバー犯罪やテロ行為を未然に防ぐ任務にあたっている。義体製作の最大手、ハンカ・ロボティックス社の技術破壊を目論むテロ組織の首魁・クゼを追ううちに、「少佐」は自分の中に封印された記憶に気づき始める。
■原作漫画は80年代なかばの作品で、それを元にした押井守の映画はウォシャウスキー兄弟(現:ウォシャウスキー姉妹)の『マトリックス』シリーズに影響を与えている。当時としては現在のサイバー社会を予知した斬新な発想だったことが想像できる。ただ、それに影響を受けたウォシャウスキー兄弟を始めとする人々が、この20年の間にかなり好き放題やってしまっているため、この映画の映像表現は美麗ではあるものの、さほどの驚きはない。実写化するならもう少し早いタイミングでやるべきだったか、また別の基軸を立てるべきではなかったかなと。
■スカヨハ様は相変わらずパワフルでお美しいが、裸(のように見えるがあれはボディスーツという設定らしい)でのバトルシーンは、予告編を見て思った通り肉襦袢感満載であった。あと、劇中でたけしの台詞だけ日本語だったのには違和感があった。たけしの希望らしいけど。なので、アニメ版と声優が同じらしい吹替版で観る方が違和感ないかもね。とはいううものの、クライマックスでのたけしの存在感はさすが。たけし映画を見たことのないアメリカ人がどう思うかは分かりませんが。
■2本続けて厳しめの感想になってしまったけど、特には薦めません。
吹替版で見て来ました!これはやっぱり吹替版の方がいいですね。
ただし、吹替版で観ても荒巻の台詞に合わせて脇に英語の字幕がでるのです。
これはちょっと微妙でした^_^;
by non_0101 (2017-04-23 21:37)
non_0101さん、やはりそうですか。
アニメを見ていない僕でもそう思います。
by sochi (2017-04-24 22:05)