スプリット [映画]
■2017/5/18鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年43本目の洋画30本目。
■フェイスブックでは『シックス・センス』以来のM・ナイト・シャマラン監督作品、と書いたのだけど、よくよく思い出すと違っておりました。ウィル・スミス主演の、息子を売り出したいが為の超親バカ映画『アフター・アース』の監督さんでもあった訳ですね。勝手に妄想するけどかなり不満な請負作品であったことは容易に想像がつく。それにしても『シックス・センス』のオチで、「そりゃねーだろ!」と思った記憶は結構新しい。新しいと言っても18年前だが。ゲホゲホ。
■高校の中で少し浮いているケイシー(アニヤ・テイラー=ジョイ)は、同級生の誕生会の帰りに同級生のクレア、マルシアとともにクレアの父に車で送ってもらうことになるが、駐車場で謎の男・ケビン(ジェームス・マカヴォイ)に車をジャックされ、気がついた時には謎の地下室のようなところに拉致されていた。顔を合わすたびに違った対応を見せるケビンに、ケイシーたちは不信感を抱きつつ何とか逃げようとするが、実はケビンは23人格を持つ多重人格の男で、精神科医のドクター・カレン(ベティ・バックリー)にかかっていた。その中でケビンに人智を超えた24番目の人格が生まれそうになる。
■また結局苦手なホラー映画を観てしまった。マジで怖いわ。そして主演のジェームス・マカヴォイの演技が本当に気持ち悪い。もちろん演技力の賜物ということで褒めているつもりです。あと、女子高生3人が妙にエロい演出なのはシャマラン監督の趣味なのかどうかは存じ上げません。
■結末も含めて正直あまりノレませんでしたが、好きな人は好きな映画だとは思います。
■この映画に関して、twitter上で映画評論家の町山智浩さんの以下のツイートが「ネタバレではないか?」と一時ホットワードになった。
シャマランの新作『スプリット』は彼のある過去作品を観ていないとまったく意味がわからない映画なんですが、その作品を特定するとネタバレになるので『シックス・センス』『アンブレイカブル』『サイン』のうちどれか、とまでしか言えないのです。https://t.co/rTixezcXr0
— 町山智浩 (@TomoMachi) 2017年5月12日
観終わった後だと、「確かにまあまあネタバレになるかも」という印象だけど、観終わった後で気づくってそれはネタバレの範疇外ではないか。なぜこんなことで町山さんを責め立てるのかが理解できないわたくしでした。でもネタバレ自体も、映画を観れば分かるんだけどエンドロールで続編制作が明示されているだけなんだよね。今までの作品とどうクロスするのかだけがネタバレと言ってもいいかも。
■特に薦めませんが、お好きな方はどうぞ。
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