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ボンジュール、アン [映画]

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■2017/7/22鑑賞@TOHOシネマズシャンテ。今年61本目の洋画41本目。

■こちら、おなじみB先輩が観たほうがいいというアドバイスがあったので観ることにした。川崎のチネチッタでも掛かっていたのだけど、たまたまその日にB先輩・U先輩と月島で飲み会があったので、最近よく来るこちらで鑑賞。

■エレノア・コッポラ監督。「コッポラ」という名前だけで映画好きの人だけではなくて、大監督フランシス・フォード・コッポラ監督を想像する人は多いと思う。そう、コッポラ監督の奥様の初監督作品。齡80を過ぎて初監督って、呆れるというよりクリエイターの血なのかね。

■アン(ダイアン・レイン)は、映画プロデューサーの夫・マイケル(アレック・ボールドウィン)とカンヌ映画祭に来ていた。次の映画の撮影でブダペストに行くことになったマイケルにアンは同行しようとするが、耳の調子が悪く飛行機に乗れそうにない。アンは鉄道でパリに行こうとするが、マイケルの仕事仲間のフランス人・ジャック(アルノー・ヴィアール)が車でパリまで送る、というのを受けて、ジャックの車に同乗することになる。

■ざっくり言うと、カンヌからパリへのロードムービーです。早くパリに着きたいというアンに対して、ジャックは色々な言い訳を付けて、美味しい食事や観光地に案内し、旅はどんどん長くなる。しかもジャックは結構胡散臭くて金に困ってるようだし、素性を明かさない。

■ストーリー云々という映画ではなく、気楽でシャレオツな映画です。ダイアン・レインは御年52歳のようですが、日本の映画・ドラマ界でこの年齢の女優さんをチャーミングに描いてくれる作品なんてそんなにないのでは。

■フランスは20年前にド・ゴール空港でトランジットで寄ったことしかなくて、要は未訪問なんですが、行ってみたくなりました。観光映画としてもいいかな、と。もし観る機会があれば、気軽に楽しんで、という感じです。

■シャンテは現在では古手の映画館なんで、客層も年齢高めです。ただ、毎回来るたびに思うのは、「年配のご夫婦の鑑賞マナーが決していいわけではない」ということ。上映中に平気で会話をして、それが周りの観客の迷惑になると露ほども思っておられないことです。そりゃ年代とか国でマナーが違うのは当たり前で、例えばアメリカの映画館で「私語はするな!」と叫ぶと速攻で撲殺されることでしょう。シャンテは、来年「TOHOシネマズ日比谷」のオープンに伴い廃止が決まっています。日比谷はおそらくウルトラシネコンなので、年配の方々の対応に興味を持ってしまうところです。

■すいません、ちょっと毒吐きました。


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