犬猿 [映画]
■2018/2/12鑑賞@109シネマズ川崎。今年12本目の邦画6本目。
■この映画は、以前観て面白かった『ヒメアノ〜ル』の吉田恵輔監督作品なので気にはなっていたが、観るかどうかはちと考えてはいた。しかしそこで地元の立ち飲み屋での飲み友達の某嬢が「面白かったですよ!」とリコメンドしてきた訳です。まあでもこの方、まあまあバッドエンドに近い『彼女がその名を知らない鳥たち』とかも好きで、映画好きというのは分かるけどどんだけバッドエンドが好きなんだ。とは言え、人のお薦め映画は大部分は観る価値があるので観てみた。
■いろいろ問題を起こしてきた前科者の兄・卓司(新井浩文)は出所後すぐに、印刷会社で真面目に働く弟・和成(窪田正孝)を頼ってきた。親の借金を地道に返す和成は、卓司の存在が煙たい。取引先の小さな印刷工場の主・由利亜(江上敬子)は、和成に好意を持っていて、無理な注文にも出来る限り応対してきた。しかし和成は、家業を手伝いつつあまり売れないグラドルをやっている妹・真子(筧美和子)と交際するようになる。卓司は怪しい商売に手を染め、親の借金を返して勢いに乗るが。
■まあまあ全員ゲスなんだけど、確かに面白かった。予定調和ではないエンディングも良かった。まあ、こんな映画ばかりだとメンタル疲れるけどね。良作。某嬢も嗅覚は凄いのかなと思ったり思わなかったり。
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