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OVER DRIVE [映画]

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■2018/6/01鑑賞@シネマサンシャイン平和島。またもや平日夜映画なのだが、やはり余程ストレスが溜まっていたのかなと。もちろん1日で1,100円という料金も理由のひとつだとは思うけど。今年48本目の邦画20本目。実はシネマサンシャイン平和島は初めてだった。隣接の「天然温泉平和島」にはまあまあよく行くのだけど(住んでるマンションに温泉施設があるくせに)。新規の映画館探訪も趣味のひとつなので。

■国内トップカテゴリーのSCRSに参加している、ラリーレーシングチーム「スピカ」の天才ドライバー・檜山直純(新田真剣佑)は勝ちにこだわり、リスクを顧みない無謀なドライビングで、しばし車を破損させる。その兄で実直なメカニック・篤洋(東出昌大)との衝突は絶えない。実は二人には、共通の幼馴染の女性をめぐる過去の因縁があった。そんな折、スポーツマネジメント会社から、直純のマネジメント担当として、ラリーにはド素人のひかる(森川葵)が派遣されてくる。

■まあ簡単に言うと、ラリーを舞台にしたスポ根もの。ストーリーは単純だが東出、真剣佑を始め、チームオーナーの吉田鋼太郎などのキャストのハマり具合がいい。ただ、ライバルチームのエースドライバー・新海(北村匠海)の印象が少し薄い。キャラクター設定が公明正大、ということもあるが、若手俳優では特徴的な彼の目の昏さが生かされてない。悪役にした方が良かったかも。

■特にラリーシーンの映像の迫力は凄いが、オレなんかそれを観て、昔ハマった『セガラリーチャンピオンシップ』というTVゲームを想起してしまった。おそらく、アングルや情報のインサートなど、参考にした部分はあるんじゃないかな(エビデンスなし)。同じく映像を絶賛していたK先輩にその話をすると、「そうかなぁ?」とがっかりしていたけど。

■『海猿』などのヒットメーカー、羽住英一郎監督らしい直球の作品なので、娯楽作として楽しめます。例によって上映はほぼ終わっているので、しばらく先のレンタルか配信で。

■以下余談。この映画、最大のスポンサーはトヨタで、ラリーカーの提供から何からやっていて、協賛金も恐ろしいくらい払っていると思うのだが、それに負けないくらい目立っている会社がある。わたくしが新卒で入った会社、パイオニアである。入社当時は総合AVメーカーだったが、現在は紆余曲折を経てカーエレクトロニクス専業メーカー。協賛金はトヨタの数分の一だと思うのだけど、その割にはラリーカーの車体や、真剣佑のレーシングスーツにでかでかとパイオニアのロゴが使われている。

■でもまあ、映画は大ヒットまでは行かなかったので、宣伝効果は謎だけどね。



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