gifted ギフテッド [映画]
■2017/11/25鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年101本目の洋画63本目。
■7歳の姪メアリー( マッケナ・グレイス)とともに暮らすフランク(クリス・エヴァンス)は、メアリーの小学校の初登校の日にぐずるメアリーを無理矢理送り出す。その後早速クレームが入る。数学においての天才(gifted)のメアリーは、授業のスピードをあまりに遅く感じてしまい教室の輪を乱す。フランクは呼び出され、担任教師のボニー(ジェニー・スレイト)と校長から叱責を受ける。数日経っても馴染まないメアリーに、校長とボニーは相談の上、フランクに、メアリーを奨学金付きのギフテッド向けの私立学校(つまり超エリート校)への転校を薦める。しかしメアリーを普通の環境で育てたいと願うフランクは、頑なにそれを拒む。それを心配そうに見守る、フランクの近所でメアリーの面倒を時折見るロバータ(オクタヴィア・スペンサー)。
■しかしそれによって、音信不通だった、フランクの母でメアリーの祖母のイブリン(リンゼイ・ダンカン)がメアリーを引き取り、英才教育を施すためにフランクからメアリーを奪おうとする。メアリーはフランクの姉で自殺した天才数学者・ダイアンの娘だった。ギフテッドは遺伝だったのだ。
■映画の構成として美しいし、観ているとあれよあれよというどんでん返しも起きて楽しい。俳優陣も素晴らしく、クリス・エヴァンスはキャプテン・アメリカ以外でもいい芝居できるんじゃんと思った(大失礼)。しかし一番凄いのは子役のマッケナ・グレイス。初見なんだけど、早くもとんでもないポテンシャルを感じる。そしてオクタヴィア・スペンサー。奇しくも同じく「天才」も題材のひとつだった『ドリーム』にも出ていたが、ここでも彼女は素晴らしい。
■こちらの映画は、公開時よりは上映館は少なくなったものの、まだやっております(2018/1/10現在)。ご興味を持たれた方はぜひ劇場に。
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