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パトリオット・デイ [映画]

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■2017/6/10鑑賞@チネチッタ。今年50本目の洋画33本目。

■実話ベース。2013年のボストン・マラソンで起こったテロ事件で、たまたま警備に当たっていた本来は殺人課の刑事・トミー(マーク・ウォールバーグ)と、FBIを始めとする警察関係者が事件の謎を解き明かし、解決に至るまでを描写している。

■ドキュメンタリーのような描写で、話は淡々と進む。特別な仕掛けもトリックもない。この映画の場合、それはたぶん正解なんだろう。役者陣も熱量があまり入り過ぎないという感じの好演。かなり制作費もかかってるようだしね。でもまあ、日本ではあまり当たらなかったみたい(ほぼ1ヶ月後に書いているのですいませんすいません)。

■ひとつには日本での宣伝コピーのミスリード。「最大の危機は、最大の奇跡を生むー」。映画を観てもらえば分かるけど、犯人逮捕に至るまでの過程で奇跡は起きてない。担当の捜査官たちの地道な捜査が結果に繋がっただけだ。

■そして、どんなに周到に法律等で準備していても、テロは絶対に防げないという悲しい現実。日本で共謀罪なるものが成立したところでテロが起きる確率が下がる訳でもなんでもない。もっと時間を掛けて根幹のところを掘っていくしかないという話。それでも解決できるかどうかは闇の中。

■あ、映画自体はまあまあ面白いです。スカッと、という訳には行かなかったけど。

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