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ハクソー・リッジ [映画]

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■2017/7/8鑑賞@109シネマズ川崎。今年56本目の洋画38本目。

■実は日本に関わる戦争映画は割合苦手で、まあまあ逃げていました。でもこの映画は何だか観ておかなければという義務感で観たわけです。後半のメインの舞台は「ハクソー・リッジ」で、実は沖縄の高田基地のこと。日本の宣伝陣はあえてそれを伏せた宣伝を行った。分かんないでもない。そしてロケ地は沖縄ではなくてオーストラリア。そりゃそうだ。「沖縄戦争のロケをやりたい」といって沖縄の人が納得する訳もない。

■アメリカ・ヴァージニアで育ったドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、子供の頃に弟を傷つけてしまった経験と、宗教上の理由から戦いを放棄するというスタンスだったが、太平洋戦争で似た年齢の仲間が出陣していることを知り、国のために役立ちたいと思い陸軍に志願する。

■しかし銃を持たないドスは、上司や同僚からのいじめに合うが、認められ陸軍の衛生兵になる。そして舞台は1945年の「ハクソー・リッジ」に移る。敵は崖の上で、登った途端に銃を討たれ米軍兵は多数死傷する。そこを、銃を持たず味方の兵を衛生兵として救ったドスの話です。

■メル・ギブソン監督作品は久しぶりだけど、構成力があるので最後まで一気に観させてもらいました。戦闘シーンも迫力あるし。ただ日本人としては、もちろん映画の構成上しかたないんだけど、日本兵が台詞もほぼない単なるキ◯ガイ集団にされてしまったことが残念です。あと、ドスが陸軍で認められてからの「ハクソー・リッジ」の戦いまでがスパッと切られているのが残念かな。

■強く薦めはしないけど、観ておく映画ではあります。何だこの残尿感。

■主演のアンドリュー・ガーフィールドは『沈黙ーサイレンスー』に続き重厚な作品出演で、『アメイジング・スパイダーマン』で共演したエマ・ストーンも『ラ・ラ・ランド』で大ブレイクしたこともあり、いずれこの二人のフィルモグラフィから『アメイジング・スパイダーマン』シリーズが削除されるのを憂慮するわたくしではあります。はい。

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