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スパイダーマン ホームカミング [映画]

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■2017/8/12鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年67本目の洋画43本目。

■『スパイダーマン』シリーズが「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)に組み込まれてからの最初の作品。もっとも、MCUのひとつの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、何の前触れもなく唐突にスパイダーマンが登場したので驚いた人も多いだろう。オレもそう。

■現代のスパイダーマンは、サム・ライミ監督でトビー・マグワイア主演の『スパイダーマン』3部作、そしてアンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』2作に継ぐ作品。『アメイジング』は3部作として企画されたらしいけど、MCUへの合流が決まり2作で打ち切りになったようです。今や実力派俳優のアンドリュー・ガーフィールドと、オスカー女優のエマ・ストーンにはもしかしたら黒歴史かもね。

■今作のスパイダーマンはトム・ホランド。トビー・マグワイアは童顔なので高校生感はあったが、アンドリュー・ガーフィールドはちょっと。それも含めて歴代スパイダーマンの中で一番高校生っぽい。まあ実年齢も21歳と若いしね。そして、今までのシリーズにあった、「蜘蛛に噛まれて特殊能力を得た」「ベン叔父さんが殺されて正義感に目覚めた」というエピソードが全カット(笑)。そしてメイ叔母さんの役は、今までまあまあ年配の人だったのだが、イケてるマリサ・トメイに変わってるし。

■『シビル・ウォー』である程度活躍したスパイダーマン=ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、早くアベンジャーズの一員として活躍したくて仕方がない。だが、アイアンマン=トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は街のヒーローでいろ、と釘を刺す。しかしスタークに恨みを持つバルチャー(マイケル・キートン)が街中で騒ぎを起こし、ピーターは立ち向かおうとするが。

■『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が結構重苦しい内容だったので、いったんリセットしてライトな感じにしようとしたのかな。それは評価できる。そして所々に以前のスパイダーマンへのオマージュとか。分断された客船を糸で繋ごうとしているところは、トビー・マグワイアの『スパイダーマン2』で暴走列車を止めようと体を張ってたところに画的に似てるし。マイケル・キートンが最近復活気味なのも楽しい。一筋縄ではいかない悪役として。

■ただ、MCUに入ったせいか、スパイダースーツがやたらハイテクになってしまったのにちょっとげんなり。そのへん、若干損してるかな。でも、映画としては結構お薦めです。

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ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 [映画]

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■2017/8/12鑑賞@チネチッタ。今年66本目の洋画42本目。

■まあまあ反射的にトム・クルーズ主演作は観てしまう。しかも今作、「トム・クルーズ映画史上最大のヒット」ってほんまかいな。そして最近アメコミ原作系の映画は、「マーベル・シネマティック・ユニバース」(MCU)や、「DC・エクステンデッド・ユニバース」(DCEU)とやたらにユニバース系が増えてるのだが、ユニバーサル映画は今作から「ダーク・ユニバース」という枠をまた作った。アメコミ原作ではないし、この後どんな作品が予定されているのかは知らないが。何か嫌な予感がプンプンする。

■中東の戦闘地帯で、米軍の軍曹・ニック(トム様)は戦闘はさておきトレジャー・ハンターとして宝探しに夢中。偶然、考古学者のジェニー(アナベル・ウォーリス)とともに地下にある巨大な棺を発見する。それは古代エジプトの王女・アマネット(ソフィア・ブテラ)の棺だった。その棺をロンドンに空輸する時になぜか事故が起き、ジェニーは助かるがニックは死んだはず、だった。だが遺体安置所で突然蘇生したニックは、過去にエジプトを支配できなかった恨みで今世界を支配しようとするアマネットに立ち向かう。

■まあ、お金掛かってるし映像も迫力はあるんだけど、何だかペラペラな感じで「トム・クルーズ映画史上最大のヒット」というのが疑わしい。あとしばらくしたら興収結果が出ると思うので確認したいとは思うけど。当然といえば当然だけど、トム様主演の映画でもハズレはあるんですね。

■実際、「ああ、かっこいいぜ俺」っていうトム・クルーズの魅力を一番分かっているのはトム・クルーズ自身なので、自らのプロデュース作に専念されたほうがいいかもね。ただ撮影中の『ミッション・インポッシブル6』ではノースタントで怪我したというニュースもあったので、程々にとは思いますが。

■あまりお薦めしません。

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