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スクランブル [映画]

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■2017/9/23鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年81本目の洋画52本目。

■たまにはスカッとする映画を観たくなるもので。クラシックカーのカーチェイス・アクションということで観てみようかな、と。

■異母兄弟のアンドリュー(スコット・イーストウッド)とギャレット(フレディ・ソープ)。彼らは今まで名だたるクラシックカーを盗み転売することで生計を立てていた。いつものようにオークション会場から高級車を盗むことに成功するが、そのオーナーはマフィアのモリエールだった。モリエールに囚われた二人は、交換条件として敵対している資産家・クレンプのフェラーリを盗み出すということで解放してもらう。そこからの虚々実々の駆け引きの話。

■上映時間も長くないしまったく飽きません。カーアクションも凄いし。しかし人気のクラシックカーを傷つける訳にもいかないし、現場の制作部は神経持たなかったのかなとも。『夜に生きる』を観てもそう思ったけどね。

■映像的にも派手だしアクションも緩みない。楽しい映画です。でもまあ、観終わった後には特に何も残らない。これって?と思ったら、製作陣が『ワイルド・スピード』とダブってるらしい。でもこういう潔さは好きです。

■オレはクルマにあまり興味が無いのでそうでもなかったけど、クルマ好きな人には楽しめる映画だと思います。こういう映画も絶対必要。

■ところで、主演のスコット・イーストウッドって、クリント・イーストウッドの息子さんらしい。父親と50歳以上違うけど、良さげなのでもっと世に出ていくといいね。

■スコットくんは初見ではありませんでした。反省。

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エイリアン コヴェナント [映画]

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■2017/9/17鑑賞@109シネマズ川崎。今年80本目の洋画51本目。

『プロメテウス』の続編であり、『エイリアン』の前日譚の映画。ただ続編がありそうな感じもあるので、この映画が『エイリアン』に直結するかどうかは不明。系統立てて観ている人は、鑑賞前に『プロメテウス』の復習をしておくことを強くお薦めする。自分の衰えつつある記憶力が、5年前に観た映画の記憶を保持していると信じたオレが馬鹿でした、はい。

■2104年、植民船のコヴェナント号は選定した移民先である惑星「オリガエ6」に向けて航行中だったが、船に故障が発生し冷凍睡眠中だった乗組員は目覚め出す。しかし船長のブランソンはカプセルの火災があり死んでしまう。ブランソンの妻・ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)は悲嘆に暮れる。その時に歌声のような音声を拾い、もっと近くに人の住める惑星があるのではないかという可能性が現れる。ダニエルズは当初の計画を履行することを主張するが、副官のオラム( ビリー・クラダップ)たちの反発に会い、その惑星に着陸することになる。それを静かに見守る随行アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)。地上に降りた彼らは、未知の生物に襲われることになる。

■久々に思い出したが、『エイリアン』を最初に観た時は、SFというよりホラー映画に近いという印象が強かった。H・R・ギーガーがデザインしたエイリアンは、38年後の今観ても斬新で怖い。緊張感を持ちつつストーリーは進むのだけど、時々起こるどんでん返しもまあまあ予想内で、結果的にマイケル・ファスベンダーの不気味さが強く印象に残る映画になった。ま、キャサリン・ウォーターストンが初代ヒロイン、シガニー・ウィーバーを踏襲してタンクトップ姿というのは面白かったけどね。

■なんでまあ、リドリー・スコット監督には、監督やるならこちらじゃなくて『ブレードランナー2049』の方をやって欲しかった、と思うのはオレだけではないだろう。でもリドリー・スコット監督にとっての出世作は『ブレードランナー』よりも前の『エイリアン』なのだからそちらに思い入れが強いのかもね。

■ちょっと不完全燃焼でしたが、事前に『プロメテウス』とできれば『エイリアン』を復習しておけばもっと楽しめるかなとは思います。

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