バリー・シール アメリカをはめた男 [映画]
■2017/10/29鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年94本目の洋画58本目。
■まあまあ、トム様の主演映画はだいたい観るわけですよ。ハズレ比率は低いし。でもまあ、たまにはハズレるんだけど。『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』とかね。
■1970年代後半の話。アメリカの航空会社TWAで最年少で機長になったバリー・シール(トム様)は、サイドビジネスで密輸に加担していた。そこに目をつけたCIAは彼をスカウトし、偵察任務に就かせた。任務の途中で麻薬の運び屋と接触することになり、麻薬の密輸にも手を染める。面白いほど現金が手に入り、栄華を極めたバリーだったが、破綻への足音が近づいていた。
■結構面白かったが、バリーはエリートのくせにまあまあ馬鹿であって、この邦題のサブタイ『アメリカをはめた男』ではなくて、『アメリカにはめられた男』の方がしっくり来ると思う。ちなみに原題は『American Made』という含蓄のあるタイトルであって、毎度のことながら日本の配給会社のセンスの無さには絶望する。
■ただ、トム・クルーズの強力なアイコンである「馬鹿そうに白い歯を輝かせる笑顔」が主役にぴったりで、そこそこ面白いので鑑賞代の価値はあると思います。まあまあお薦め。
■と言っても、映画館ではもうやってないんだよな。遅筆ですいません。できればレンタルで。