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バーフバリ 王の凱旋 [映画]

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■2018/01/07鑑賞@チネチッタ。今年2本目の洋画(外国映画)2本目。

■2部作の後編。前編『バーフバリ 伝説誕生』(2017年の春に日本公開)は一部で話題になっていたので観ようと思っていたが、上映館も少なく上映期間も短かったので観逃してしまった。その後に知った話だと、前編はインド映画史上最大の制作費で最大の興収。後編はともに前作を上回ったそうで。これは観なきゃアカンでしょ。こういう映画こそ、ネット配信(「Netflix」「Amazon Prime Video」「hulu」など)で積極的に配信して欲しいと思うんだけど、現状では優先順位はメジャー配給の作品の方が強い。マイナー系ももっとやってくれたらいいと思うんだけど。でも本作の場合、「Amazon Prime Video」で有料(¥400)ながら前編の配信をしていたので、さすがに前編を観ないで臨むのは乱暴かと思い、先に前編を見てから臨んだ。すんげえ面白かった。

■その数日後に、契約しているWOWOWで前編の放送があったのには少しがっかり。すいませんセコ過ぎて。ちなみに後編だけ観ても、冒頭に前編のあらすじが付いてくるので、訳がわからないということにはなりません。

■ともかく久しぶりのインド映画、そして前編が面白すぎたのでチネチッタに赴く。上映時間が2時間30分と長いので、映画館的には回転率が下がり、当然上映館は多くない。すいません、ここまで映画の内容にあまり関係ないことを書きすぎました。そしてインド映画なのでまったく俳優さんは存じ上げないので俳優名は全略します。

■あらすじ。古代インドの大国マヒシュマティ王国で、本来ならば王を次ぐべきだったバーフバリは叔父の策略に遭い、辛うじて難を逃れ民間人の保護を受け、「シヴドゥ」と名付けられる。成長したシヴドゥは、自分の身の上は知らないまま、滝の上に行ってみたいという一心で上り、美女アヴァンティカと出会う。そこの新しい世界で、シヴドゥは自分が本来ならば王の継承者であったバーフバリであることを、群衆の歓声から知る。そこからの物語です。かなり省いてます。

■インド映画を久しぶりに観たということもあるけど、映画全体がものすごい熱量。タイプは違うけど、昨年末に観た大林宣彦監督の『花筐 HANAGATMI』に似た熱量を感じた。もちろん制作費はこちらの方が段違いに多いとは思うけど。

■王位を継承する争いとしては、同様の映画『キング・アーサー』とあらすじがメチャ似てる。別にパクリとかではなくて、この時代の話はこういう定型化に収斂してしまうのかなと。あと、完成度以前に熱量とか勢いで押していくという製作陣の姿勢が、まあまあ好きですね。

■インド映画を久しぶりに観たけど、凄すぎて人にも宣伝してしまった。「熱量」という点では日本映画は見習うべき点があるのではないかな。

■傑作。まだやってます。観れる方はぜひ劇場で。

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キングスマン ゴールデン・サークル [映画]

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■2018/01/06鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年一本目の洋画一本目。2015年日本公開のスパイ映画『キングズマン』の続編。

■前作は日本では小ヒットぐらいだったけど、大変面白かった。だが主人公のハリー(コリン・ファース)が劇半ばで殺されてしまうというまあまあ反則の展開。続編はあるやなしや?と思っていたのだが、無事公開と相成った。

■ロンドンにある高級テーラーを隠れ蓑にしたスパイ組織「キングスマン」は、ハリー亡き後、ハリーに鍛えられた昔の同僚の息子・エグジー(タロン・エガートン)が紳士を兼ね備えた立派なスパイとなり、活動を継続していた。しかし、アメリカの麻薬組織「ゴールデン・サークル」の襲撃を受け本拠も、構成員の住居も壊滅状態になる。辛うじて生き残ったのはエグジーと、教育担当だったマーロン(マーク・ストロング)のみ。彼らは助けを求めアメリカに向かう。同盟組織「ステイツマン」はバーボンウイスキーの製造元を隠れ蓑にしたスパイ組織だった。そこでエグジーたちは、死んだはずのハリーが、記憶を失いながらも生存しているのを発見する。

■ハリーが復活した経緯は「こんなんやったら誰でも復活できるやん」くらいのバカ理由だったけど、この映画のテイストだったら大丈夫。しかし組織名が、イギリスでは「キングズマン」、アメリカでは「ステイツマン」と国名に絡めた単純ネタと言うのは笑える。

■その後「ゴールデン・サークル」に乗り込んだキングスマンチームは、リーダーのボビー(ジュリアン・ムーア)と対峙することになる。しかしハリーは療養時の影響か身体能力が優れない。そして「キングスマン=ステイツマン」の合同チームにも裏切り者がいた。

■ははは。すいませんかなりネタバレです。あと、ジュリアン・ムーアの部下の処刑シーンはかなりグロなのでご注意。

■でも面白かった。基本的に悪ガキ的な視点で作られている映画だと思う。だって、キングスマンのメンバーが持っている「スーツケース仕込みのマシンガン」や「防弾仕様の傘」とか単なる面白ネタにしか見えない。効率考えたらもっとアイディアあるだろうが! あ、『007』と比較してですが。

■おそらく次回作も造られるだろう。おっさんの悪ふざけ映画、オレもおっさんなので大好きです。

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