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ちはやふるー結びー [映画]

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■2018/3/17鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年20本目の邦画8本目。この映画は邦画ではヒットしているので、主な映画館では1日2回くらいはまだ上映しています。すいません遅筆で。

■前2作(『ちはやふる 上の句』『ちはやふる 下の句』)同様、末次由紀さんの同名漫画が原作。広瀬すずがブレイクしたのは『海街diary』であることは疑いようはないんだけど、今の人気の一因が『ちはやふる』シリーズであることも確かだろう。

■映画としては完結編なのだが、原作漫画は収束に向かう傾向はあるにしろ、まだ完結していないので、結末は映画オリジナル。もちろん製作側は末次由紀さんに相談した上での話だと思うけど。

■舞台は前作から2年後で、幼馴染の千早(広瀬すず)や太一(野村周平)、新(新田真剣佑)は高校3年になっていた。新は地元福井の高校でかるた部を作り全国大会を目指すが、一方で太一は受験を名目にかるた部を退部する。

■当たり前の話だけど、原作漫画は千早たちの高校時代を年を追って丁寧に描いているが、映画では高2時代が全省略なので、いろいろ整合性がない部分が出てくる。高1時に全国大会までてたかるた部なのに高2の時は新入部員が集まらず、やっと高3になって、菫(優希美青)と筑波(佐野勇斗)という二人の新入部員が入ってくるところとか違和感ありまくり。

■クライマックスのシーンは確かに盛り上がるし、小泉徳宏監督と主演の広瀬すずにとっては、彼らのキャリアの方向を示したエポックメイキングな作品だったので、真剣に取り組んでいたのはよく分かるけど。

■ただ個人的には、新しいアイディアがあまり感じられなかったのが残念。原作漫画でも人気がある周防名人を賀来賢人にしたことを始め、優希美青、佐野勇斗、清原果耶などの若手キャスティングは完璧に近い。ただ、圧倒的なライバルであった若宮詩暢(松岡茉優)の存在感が今作ではちょっと下がってたりとかね。

■ま、それはオレが前2作を愛しすぎているということでご容赦ください。客観的には現時点でも上映があるということでいい映画だと思います。あとは漫画版の結末を楽しみに待つことにします。あ、でもテーマソング担当ののPerfumeは『無限未来』ではなくて、『FLASH』が神曲過ぎたのでそのままにして欲しかったなあ。『コード・ブルー』のミスチルの主題歌『HANABI』がずっと固定であるように。

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シェイプ・オブ・ウォーター [映画]

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■2018/3/5鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年19本目の洋画12本目。

■月曜だったのだけど、昼のニュースでアカデミー作品賞その他の賞を獲ったというのを知ったのでレイトショーで映画館へ。まあ、そのうち観るつもりではあったけど。たぶん『スリー・ビルボード』が獲るんではないかと思っていたので少し驚いた。

■1962年のアメリカ。極秘機関「航空宇宙研究センター」に夜間の清掃員として働くイライザ(サリー・ホーキンス)は、幼少期のトラウマにより言葉を発することができないが、それでも同僚のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)とは意志の疎通を図りつつ働いていた。ある日、研究所に謎の半魚人のような海の生物が運ばれてきた。イライザと半魚人は、イライザがゆで卵を与えたり、身振り手振りで意思の疎通を図れるようになり、イライザが教えた手話でコミュニケーションが取れるようになり、相互に好意を持ち始めていた。

■半魚人が運ばれて来た際に無礼な対応をした結果、指を失った機関の上層部の軍人・ストリックランド(マイケル・シャノン)はその恨みもあり、半魚人を生体解剖しようとする。期間に連れてきた張本人で、半魚人の生体解剖に反対するホフステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)とゼルダの協力を得て、イライザは半魚人を自らのアパートに匿う。そして。

■しかしギレルモ・デル・トロ監督は今までどういう生き方をしてきたら、こんな奇想天外な話を思いつけたのだろうか。腰が抜けた。そして前段のあらすじでは触れていないが、冒頭のシーンで、午後に起床したイライザのルーティンワークは、鍋にお湯を沸かして大量のゆで卵を作っている間に、バスタブにお湯を溜めてその中で自慰行為をすることだ。そこで脱落する人はかなりいるだろう。そして自宅に連れ帰った半魚人とも、セックスらしき行為をした描写もある。うああ。

■SFでありエロであり怪獣映画(半魚人がね)である映画が、アカデミー作品賞を受賞したのはこの作品が初めてらしい。そりゃそうだろう。悪い意味ではないが映画の世界も変わりつつあるなあ、と。そしてデル・トロ監督が『パシフィック・リム アップライジング』を自ら監督することを放棄してこの映画を監督したことの理由もよく分かった。まあそのせいで『アップライジング』はスカスカな映画になっちゃったけどね(遅筆のせいでもう観てます)。

■凄く面白かったのだけど、上記の理由でかなり観る人を選びます。耐性がある人向け。

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