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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男 [映画]

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■2018/9/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。2018年76本目の洋画41本目。

■この映画の公開当時は、日本人として初めて大坂なおみが全米オープンで優勝したこともあって、日本国内はちょっとしたテニス熱で沸き立っていた。が、オレのような1960年代生まれの人間にとっては、天才ビヨン・ボルグと悪童ジョン・マッケンロー(どうでもいいが元妻は女優テイタム・オニール)の方がもっと記憶に残っている。中学の頃ソフトテニスもやってたし。この映画はその二人の実話ベース。

■ウィンブルドン5連覇がかかったボルグ(スベリル・グドナソン)。冷静沈着で知られる彼も、プレッシャーの中で自らのペースを乱しつつあった。それに挑むのがマナーの悪さで有名な「悪童」マッケンジー(シャイア・ラブーフ)。自分にはボルグのようなお高く止まったプレーは無理と、開き直って挑む。そして二人は決勝で激突する。

■主演二人のモデルへの寄せ方がハンパないし、ゲームのシーンも迫力がある。特にテニス好きの人は楽しめると思う。ただ後半に行くにつれてやや単調になっていくのが残念といえば残念。

■定額制配信サイトでは流れてないようなので、ご覧になりたい方はレンタルで。

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泣き虫しょったんの奇跡 [映画]

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■2018/9/9鑑賞@TOHOシネマズ川崎。2018年75本目の鑑賞で邦画35本目。

■藤井聡太七段の活躍もあってか、ここ数年で将棋を題材とした映画がぼつぼつ出てきている。『3月のライオン』『聖の青春』とかね。藤井ブームの割にはさほどヒットしていないが、それには映画の題材としての将棋の難しさもあると思う。

■この映画は実話ベース。現在もプロ棋士として活躍している瀬川晶司さんの話なのだが、オレはこの映画を観るまで、奨励会上がり以外にプロ棋士になるルートがある(できた)ことを知らなかった。

■地元でも将棋好きとして有名で、中学選手権大会で優勝し奨励会入りした「しょったん」こと晶司(松田龍平)。奨励会では先輩や同期、後輩たちと切磋琢磨するが、肝心なところで勝ち抜けず、期限の満21歳までに四段に昇段できなかった。失意のうちに晶司は遅れて大学に進学し、一般企業のサラリーマンになる。将棋はアマチュアとして指していたが、ある日最大の理解者である父(國村隼)が突然亡くなる。

■晶司はそれを機に、今までは開かれていなかったアマからプロへの編入試験の実現と、それへの合格に向けて動き始める。

■実話ベースだけに物語の強度は十分で、しかもこの規模の映画にしてはキャストがすごく豪華。妻夫木聡、染谷将太、永山絢斗、小林薫、イッセー尾形、上白石萌音、藤原竜也などなど。これは監督の人徳なのか、凄腕のプロデューサーがいるのか。もちろんキャストがいいからという理由ではなく、とても暖かく、勇気をもらえる映画です。

■ただこの映画、豊田監督の過去の作品で、松田龍平とW主演だった新井浩文がまた出演しており、他の映画同様に問題視された。しかも豊田監督が銃刀法違反(拳銃の不法所持)で逮捕されたため、パッケージ化は絶望と言われた。ただ豊田監督が所持していた拳銃は、動作しない父親の形見だったので不起訴となったこともあり、延期されていたパッケージは2019/11/27発売予定とのことです。

■お薦めの映画です。ちょっと先ですが、11月になったらレンタルでぜひ。

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アントマン&ワスプ [映画]

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■2018/9/1鑑賞@TOHOシネマズ新居浜。2018年74本目の鑑賞で洋画40本目。

■前作『アントマン』の続編なのだが、前作と今作の間に『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』があったりするので、前作に続けて今作を観ると、おそらくチンプンカンプンな部分多し。このへんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の欠点でもある訳なんだけど、これを書いている時点(2019/9)では、この作品も含んでいるMCUフェイズ3は終わっているという。南無。

■「シビル・ウォー』でキャプテン・アメリカ側に加担したせいで、FBIに自宅軟禁されているアントマンことスコット(ポール・ラング)。解放直前に絶縁状態だった元祖アントマンのハンク・ピム(マイケル・ダグラス)とその娘ホープ(=ワスプ)(エヴァンジェリン・リリー)と意識がつながり、漁師世界に消えたホープの母ジャネット(ミシェル・ファイファー)をリスクを犯しながら探すことになる。

■前作もそうだったけど、縦横無尽にサイズを変更できるアントマンのアクションに、ワスプとのチームプレイが加わり、視覚的にとても楽しい。この楽しさはMCUの中でもこのシリーズがピカイチか。あと、主演俳優陣もいいいけど、マイケル・ダグラスとミシェル・ファイファーの大御所が画をきっちり締めている。

■お薦めですが、エンディングを観て???と思った人も結構いるだろう。実はこの作品『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ エンドゲーム』につながるMCUフェイズ3のキーとなる作品なので、シリーズを完全理解したい人は必見。

■ディズニーが自前の有料配信サイトを持っちゃったので、通常の配信サイトでは現在流れてないようです。レンタルをご利用ください。


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SUNNY 強い気持ち・強い愛 [映画]

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■2018/8/31鑑賞@TOHOシネマズ新居浜、そして再鑑賞は2018/12/10@目黒シネマ。2018年73本目の邦画34本目。

■オレも大好きな2011年の韓国映画『サニー 永遠の仲間たち』のリメイク。女性の群像劇なのだが、なぜか日本ではこの映画にヤラれた中年男性が続出した。まあ、オレもその一人なんだけど。

■高校時代の同級生と偶然再会した主人公は、彼女が余命幾許もないことを知り、「昔の仲間に会いたい」という彼女の願いを知る。映像は現在と、高校時代の彼女たちをシームレスに交錯させる形で語られる。本作でも基本構成は同じだけど、もちろん舞台が日本に置き換えられていることと、現在/過去が2011年/1986年のところ、今作では2018年/1996年にスライドしている。そう、日本ではコギャルの全盛期。まあオレはその当時すでにおっさんだったけど。

■夫と一人娘がいる平凡な専業主婦・奈美(篠原涼子)は、母の見舞いに訪れた病院で、偶然、高校の同級生で同じグループのリーダー格だった芹香(板谷由夏)に再会する。芹香は末期ガンで余命幾許もない。芹香は奈美に「昔の仲間に会いたい」と頼み込む。奈美はその高校時代のグループ「SUNNY」の他のメンバーを探すべく動き出す。

■1996年。阪神大震災で被災し仕事を失った父について、一家で淡路島から上京してきた女子高生・奈美(広瀬すず)。垢抜けない彼女は転校先の女子高で浮きまくるが、彼女に興味を持った芹香(山本彩香)の誘いで、彼女たちのグループ「SUNNY」の一員となる。コギャルの手ほどきを受け、都会の雰囲気に触れ毎日が楽しい奈美だったが、幸せな日々はそう長くは続かなかった。

■現在のSUNNYは篠原、板谷の他に小池栄子、ともさかりえ、渡辺直美。過去のSUNNYはあと池田エライザ、野田美桜、田辺桃子、そして広瀬すずとの共演が多い富田望生。あとは三浦春馬、リリー・フランキーに新井浩文など。公開後新井浩文の事件が起こったので、パッケージの発売は延期されどうなることかと思ったが、結果として無編集でそのまま発売された。ま、罪を憎んで作品を憎まず、かな。

■劇伴の小室哲哉はこの作品で芸能界(音楽界)を引退。当時のコギャルに流行ったTKチューンで埋め尽くされていて、とても楽しい。ただ、当時コギャルに支持されていたとも思えないメインテーマの小沢健二『強い気持ち・強い愛』をチョイスしたのは小室哲哉か大根仁か?なんだけど、映画のサブタイにも使われていることを考えると、これは大根さんの意志だろう。

■懐かしかったり(注:オレは当時もうおっさん)切なかったりとか、映画本編はとても楽しいが、圧巻はクライマックスで『強い気持ち・強い愛』に合わせて新旧のキャストが歌い踊るところ。本当に泣けてくる。こういうクロスオーバーな演出は、この前に観た『マンマ・ミーア! ヒア・ウイ・ゴー』にも通じるな。

■とてもとてもお薦めです。大根監督の作品のなかで一二を争うくらい好きだし、間違いなく2018年のオレ的邦画No.1。じゃあなぜブログを書くのに一年以上掛かってるのかと言われると、わたくしの不徳の致すところですとしか。

■まだネット配信サービスでは流れていないようなので、ご視聴はレンタルで。

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