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マンマ・ミーア! ヒア・ウイ・ゴー [映画]

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■2018/8/26鑑賞@TOHOシネマズ川崎。2018年72本目の鑑賞で洋画39本目。

■アバの「ダンシング・クイーン」が大流行したときのオレは中2。が実は、オレはそれ以前にスウェーデンのヴィキャンデルさんという女の子と文通しており、その子が手紙にアバの切り抜きを入れて送ってくれたので、実は先に知っていた。だからなんだ。それ以降、他の音楽と併せずっと聴いてきたのだが、この映画の前作『マンマ・ミーア!』(2008年)はなぜか未見。まあでも何とかなるかと思って観に行ったらだいたい何とかなった。しかし『インクレディブル・ファミリー』といい、10年以上間を開けて制作するのって流行ってるの? しかもこちらは実写版。豪華キャストがほぼそのまんま、っていうのもびっくりしたけどね。なお、鑑賞後アマゾン・プライムで前作も見ましたよ。

■ギリシャのとある島。亡き母・ドナ(メリル・ストリープ)の後を継いだソフィ(アマンダ・セイフライド)はホテルのリニューアルオープンの準備に忙殺されていた。招待状は3人の「父」(ビアーズ・ブロズナン、コリン・ファース、ステラン・スカルスガルド)にも送られている。途中、若き日のドナ(リリー・ジェームズ)が大学を出てから、いかにしてこの島にたどり着いたかが語られる。

■ま、ミュージカルなんであらすじはそんなに重要ではない。アバの幾多の名曲によって彩られる、美しい地中海を背景とした、素敵なダンス・シーン。オレは子供のころからこういう映像を待っていたのか、と錯覚したくらい感激した。知らない曲がまったくないし。

■そして豪華すぎるキャスト。上記の他にアンディ・ガルシア、シェールなど。アマンダ・セイフライドはオレは『レ・ミゼラブル』で知ったのだが、1作めはレミゼの前だったのね。なるほど。

■お薦め。前作もだけど、今作もアマゾン・プライムで見れますよ。

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検察側の罪人 [映画]

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■2018/8/25鑑賞@TOHOシネマズ川崎。2018年71本目の鑑賞で邦画33本目。

■原田眞人監督作品を観るのはまあまあ久しぶり。苦手な監督ではないが、特に好きな監督という訳でもない。原作は雫井脩介の同名小説。未読。

■強盗殺人事件の被疑者として、過去に別の事件の被疑者とされたが嫌疑不十分で起訴されなかった男・松倉(酒向芳)の名前が上がる。その過去の事件に拘りを持つ東京地検のエリート検事・最上(木村拓哉)は松倉を真犯人と睨み、常軌を逸しかねない手法で追い詰めていく。刑事部に配属されたばかりの若手検事・沖野(二宮和也)は最上に心酔しており追従するが、徐々に最上の手法に疑いを抱き始める。

■見応えのある映画です。本筋の他にも「某大手ビジネスホテルチェーンのオーナーからの圧力」などの時事ネタを盛り込んでいて飽きさせないし、まさかのエンディングにも驚く。たとえ公開から1年以上経っていてもネタバレするべきではないし、知人で本編を観た人でも気づかなかった人もいるくらい。

■あとはジャニーズのエース・キムタクとニノの演技合戦ですが、正直言ってニノによるキムタクの公開処刑な感じが。実際ニノはこの映画で日本アカデミー優秀助演男優賞を受賞してますが、キムタクはノミネートされてません。もっとも、以前別の映画でキムタクがノミネートされそうになった時に、当時のジャニーズ事務所が「個人への賞は辞退する」とした経緯もあったけどね。

■2019年9月にこれを書いてますが、嵐は活動休止予定ということで、おそらくニノは役者主体でやっていくのではないかと思います。期待できる。キムタクは今後、脇役も積極的にやっていかないと厳しいかな。

■レンタルは始まってますが、動画配信サイトでは流れてないようです。やっぱりジャニーズだからかな?


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銀魂2 掟は破るためにこそある [映画]

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■2018/8/20鑑賞@109シネマズ川崎。2018年70本目の鑑賞で邦画32本目。

■深夜ドラマの帝王(『勇者ヨシヒコ』シリーズとか)として、ドラマ好きにはその名を知られていた福田雄一監督だけど、この映画の前作『銀魂』が商業的に初めて成功した作品と言われている。もちろんそれまでも『HK/変態仮面』とかの面白い作品も出していた訳だけど。それ以降の福田監督は飛ぶ鳥を落とす勢いで、『斉木楠雄のΨ難』『50回目のファーストキス』などのヒット作を連発。ついには2018年の秋ドラマ『今日から俺は!』もヒットさせてしまった(この映画よりあとの話だけど)。

■続編なんだけど、完結したらしい原作漫画(未読)が大長編らしいので、また別のエピソードが原案になっているようです。万事屋の坂田銀時(小栗旬)とその弟子(?)新八(菅田将暉)、神楽(橋本環奈)を中心に、福田組のムロツヨシ、佐藤二朗に加え、長澤まさみ、柳楽優弥、三浦春馬、吉沢亮、中村勘九郎などなど、無駄ではないかと思うくらいの豪華キャスト。大河ドラマの主演やら朝ドラでブレイクしたイケメン俳優まで入っとるやんけ!(注:書いているのは2019年9月です)

■真選組局長(中村勘九郎)の暗殺計画と、高杉(堂本剛)率いる鬼兵隊の幕府転覆計画に対し、銀時たちはどう立ち向かうか、という話。前作が大ヒットしたので予算もおそらく増えており、アクションもVFXもスケールアップしていて、面白いことは面白いんです。

■ただ福田監督の悪い癖というか、パロディやおふざけの比重が前作より高すぎて、全体としてのバランスが崩れている気がする。そりゃまあ『踊る大捜査線』のエンディングのパロディとかは大笑いしたんだけど。

■ちょっと今後はバランスに配慮してくれればいいと思う。でも『今日から俺は!』みたいな8割おふざけも面白かったりするので、困ったもんだ。

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インクレディブル・ファミリー [映画]

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■2018/8/12鑑賞@109シネマズ川崎。2018年69本目の鑑賞で洋画38本目。

■ちょっと前までは、最初の作品を観てないのに続編は観ない、というスタンスだったのだが、加齢(?)によりだんだん雑になってきた。まあ、面白ければ配信やレンタルで遡ればいいやという話。ここ数年では『トランスフォーマー 最後の騎士王』『ワイルド・スピード ICE BREAK』『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』などなど。要は見返せばいいだけで、いい年をして若干自由な視点を得た気がする。

■というわけで、この映画2004年(14年前!)の『Mr.インクレディブル』の続編です。一家5人が全て超能力を持つパー一家。前作で敵を倒すために八面六臂のヒーロー的な活躍をしたが、結果として街の建造物をかなり壊したため、政府からスーパーヒーロー的な活躍を禁止される。妻ヘレンが仕事に出るため、主夫として家事と子供の面倒に四苦八苦する主人公ボブ。しかし新たな脅威が彼らに迫っていた。

■世界での自分の立場に思い悩むスーパーヒーローって、まるでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)だが、あちらもディズニーなんで当然といえば当然。主夫ネタも取り込んで現代風にブラッシュアップしたところもあるかな。

■そんなことを考えなくても、娯楽作品として十二分に面白い。まあ、ディズニーのアニメをみてハズレだったことはまずないのだが。上映時間いっぱいハラハラドキドキできるのは保証します。順番は逆だけど、前作も見てみたら面白かったので、併せてお薦めです。

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センセイ君主 [映画]

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■2018/8/12鑑賞@チネチッタ。2018年68本目の鑑賞で邦画31本目。

■まあ観た動機は、オレがいい年こいて学園ものが好きということもあるけど、2017年に観た『君の膵臓をたべたい』に図らずも落涙してしまい、その作品の月川翔監督と、ヒロインの浜辺美波が共通していたこと。そしてメインテーマが、好きな曲であるJackson 5の『I Want You Back』(帰ってほしいの)のカバーであったこと。

■ストーリー自体は特筆すべきこともなく、ツンデレの高校教師・弘光(竹内涼真)に教え子の女子高生・あゆは(浜辺美波)が恋をする話。

■少女漫画が原作なので難しかったとは思うけど、いっその事振り切ってミュージカル調にすればもっと良かったのかも。この映画ももちろんレンタル可能で、有料で配信もやっているので、もしご興味があれば。浜辺美波はとても可憐だけど。月川翔監督は、作品によって熱量が違う気がちょっとするな。

■しかし矢本悠馬は、いくつまで高校生役をやるつもりなんだろう。もう結婚もしたのに。

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オーシャンズ8 [映画]

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■2018/8/11鑑賞@109シネマズ川崎。2018年67本目の洋画37本目。

■『オーシャンズ11』シリーズのリブート作品で、今回の主要な登場人物は全員女性。2018/8時点で流れになっていた「MeToo」ブームを意識したのかしてないのか。

■前シリーズの主人公、ダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)はすでに死んだという設定で、刑務所から出てきたばかりの妹、デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は相棒のルー(ケイト・ブランシェット)とともに、セレブのダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)の持つ高価な宝石に狙いを定める。

■普通に面白いです。ただ、前シリーズの監督、スティーブン・ソダーバーグは今回製作のみということで、ちょっと今まであったポップ感は足りなかったかな。

■当然すでにレンタルもネット配信も始まっているので(まだ有料のようです)、興味を持たれた方はどうぞ。娯楽作品としては十分な出来です。

■あ、書き忘れてた。アン・ハサウェイがとてもエロいです。

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ミッション・インポッシブル フォールアウト [映画]

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■2018/8/5鑑賞@イオンシネマみなとみらい、そして2018/8/10再鑑賞@チネチッタ。なんで短期間で再見したかというと、初見で酔っ払っていたので覚えてなかったからです。2018年66本目の鑑賞で洋画36本目。やっと8月分に突入。

■このシリーズは全部映画館で観てるので、当然観ます。この直近に55歳の誕生日を迎え、そしてイオンシネマでは55歳以上はシニア価格と同じ1,100円だったので試してみようと思い、みなとみらいまで赴いた。しかし映画館が結構混んでおり2時間以上の待ち時間を余儀なくされた。当日は暑くて、「サイゼリヤ」で酒でも飲んでないとやってられなかったのだ。それでまあまあ酔っ払って映画館に行くが、泥酔して(ワインがダメなのよ)半分寝て、話のあらすじをほぼ覚えていないという失態になった。なのでリベンジでチネチッタに行ったのだが、やっぱ話の筋がまあまあ雑だったので、これは覚えてなくても仕方ないという結論に。

■失礼だけどストーリーは全省略。トム様がどっか行ってなんだか巻き込まれる役。それはいいしアクションも面白いんだけど、最終的に脚本が仕上がってないのに撮影が始まったのにびっくり。ネットの情報で申し訳ないけど。撮影中にもトム様は、「オレがこうやったほうが面白いんじゃない?」とアクションを継ぎ足したそうで。そりゃ脚本の完成は要らんわな。

■いや面白いですよ。ただ、脚本の印象があまりに薄いのは、泥酔してたオレのせいだけでもないかも。

■この映画も実際、トム様が撮影中に骨折したとかで、撮影と公開が遅れたとか。誰か言ってあげてくれないかな。

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劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 [映画]

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■2018/7/27鑑賞@チネチッタ。2018年65本目の邦画30本目。

■この映画、2018年公開の日本映画で興収1位、92.3億円。なんと2016年の『シン・ゴジラ』の82億を上回っているし、他の2018年のヒット邦画と言われている『万引き家族』で45億、『カメラを止めるな!』で31億である。以下に興行収入が水…いやゴホンゴホン。でもそれを踏まえて考えても、2016年の『君の名は。』の215億という数字はいかにとんでもないものか、というのが際立っている。

■2008年から断続的に3シリーズ連ドラが放送された『コード・ブルー』の映画版。この映画版自体は、2017年に放送された3rd Seasonの続き。今や死に枠とも言われかねないフジ「月9」で放送され、前の視聴率と変わらない数字を弾き出した。フライトドクター候補生に応募した藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)、そしてフライトナースの冴島はるか(比嘉愛未)。知り合って10年経ってから、立ち位置も変わり部下や研修生もできた彼らの現在を描く。

■まさにメインキャスト5人の出世作でもある。スタート時はキャストのほとんどが20代前半だったので、「若すぎる」という危惧もあったが(医学部をでて研修医になるのは最低でも24、5歳。最年長の山Pですら23歳だった)、職業物を書かせたらピカイチの脚本家・林宏司さんの筆により見応えのあるドラマになっていた。

■ところが何故か3rd Seasonから、脚本家は林宏司さんから、どちらかというと恋愛ものが得意な安達奈緒子さんに変更された。映画版も同じ。理由は分からない。脚本家だけのせいにするのは気の毒なのだが、無駄な恋愛要素などが入ってつまらなくなった。『コード・ブルー』に恋愛要素なんていらないのだ。もちろんつまらなくなった理由はそれだけではなく、故・児玉清さんやリリー・フランキーなど、彩りのある役者陣が減り、研修医役として若手が大量に導入されて物語が薄まった、というところもある。

■映画自体は、毎度おなじみの大規模な事故が起こったりとかで話は飽きさせないし、まあ観て損ではないレベルではある。でも92.3億の興収に見合う質の映画とは、オレにはとても思えない。もちろん人気ドラマの映画化というのは、ある程度興収が計算できるというのは分かるけど。

■脚本家が林宏司さんのままなら、もっと高評価だったかも知れない。あ、でも主題歌がミスチルの『HANABI』で一貫していた所は褒めておこう。このドラマ・映画のテーマに合致してたしね。商業的にシーズンごとに主題歌を変えるのは、格好悪いということ。

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未来のミライ [映画]

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■2018/7/21鑑賞@TOHOシネマズ川崎。2018年64本目の邦画29本目。

■実は細田守監督の作品を劇場で観るのは初めて。以前、飲み友達のMさんの勧めで、『サマーウォーズ』のBDを購入し見たことはある。面白かったが、それ以降の『おおかみこどもの雨と雪』は観てないし。まあ大したファンではない。

■横浜近辺のどっかの家で、妹が生まれたくうちゃん(声:上白石萌歌、以下、声略)は、両親(星野源と麻生久美子)のもとで幸せに暮らしていたが、妹・ミライ(黒木華)が生まれたとたん、両親の興味がミライに集中していたので不満たらたら。ある日くうちゃんは、家の中庭の木の周りで不思議な冒険をすることになる。

■あまりヒットはしなかったけどまあまあ面白かった。わたくし鉄オタでもと山手在住なので。根岸線のあたりに触れた描写は楽しかったし、近未来の東京駅はこうなるかも?と思ってちょっと興奮した。

■声優陣のキャストが豪華すぎ(他にも福山雅治、役所広司とか)なのだが、「子育てをしたことがある人」にフォーカスを絞っていたのが興収が上がらなかった原因かもね。子供のいないオレは理解できないところが多かったし。でも根岸森林公園周辺の描写は心に沁みた。

■宣伝のフォーカスを「鉄オタ」に絞っていけばもっと興収は良かったのではないかと思う。

■あと、細田守監督は絶対鉄オタです。加えると、山下達郎さんがこの映画の主題歌を担当したのが、観る動機のひとつになったかな、と。

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BLEACH [映画]

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■2018/7/22鑑賞@チネチッタ。2018年63本目の邦画28本目。

■佐藤信介監督の作品はそれほどハズレがないので観ることにした。原作は少年ジャンプ所載の同名漫画。もちろん未読。高校生の黒崎一護(福士蒼汰)は亡き母を思いながら父・一心(江口洋介)と妹と暮らしていたが、「ホロウ」という悪霊が一護の一家を襲い、謎の少女・朽木ルキア(杉咲花)が助けに入るが、ホロウとの戦いでルキアはダメージを負ってしまう。ルキアは実は死神で、窮余の策として一護に死神の力を与える。それで一護は数々の戦いに巻き込まれていく。

■最近の少年ジャンプってこういう作品が多いのかなあ。おっさんがついていくのはしんどいところはあるけど、前半はまあまあ楽しめた。ただ後半のアクションシーンはテンポがグダグダ。これは『いぬやしき』同様佐藤信介監督の特性なのか? そこを締めればもっと良かったかも。いいプロデューサー・脚本家と組むのをお勧めする。

■福士蒼汰はともかく、杉咲花は覚醒しつつある。これから注目の女優さんかも。って、もう日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞獲ってるしな。


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