「ハチミツとクローバー」最終話

別にドラマ専用ブログではないです。今日は他に吸収してないだけ。
羽海野チカの原作は読んでないのだが、映画は観た（DVDで）。面白かったんだけどなんか上っ面っていう感想。
でドラマは基本的に最初から最終話まで観ました。でも客観的にドラマとしてはイマイチ。
別にキャスティングが悪い訳じゃない。ま、主役の成海璃子は年齢的に若すぎるのと、役者としてのキャリアが映画版の蒼井優とは天と地ほど違うけど、けっこう頑張ってたほうかな。相手役の生田斗真は映画の櫻井翔と知名度は別にして演技でもルックスでもどっこいどっこいだろう。他のキャストも悪くない。
でもねえ。脚本が悪すぎる。金子茂樹っていうフジではわりあい実績を残してる脚本家なんだけど、漫画的に10巻ちょいと3ヶ月の連ドラにちょうどいい原作を活かしていない。4話くらいごとにタメを持ってくる時間操作をすればいいのに。同じく漫画原作の「のだめカンタービレ」は原作者がうるさいらしく（失礼）、脚本に厳しくチェックが入ったらしいが、3年という時間軸をかなり無理矢理3ヶ月（1クールだからね）という時間軸に持ってきて整合性を持たせた脚本の衛沢凜の功績はメチャクチャ大きい。ちょっと学んで欲しい。脚本家