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「パンドラ」「無理な恋愛」 [ドラマ]

■「WOWOW」の初めての連ドラ、「パンドラ」を観た。初めてWOWOWに入って良かったと思えるくらいのいい出来。まあCMで中断されないというのもあるんだけど、脚本・演出・役者陣がすげえな。脚本井上由美子、演出河毛俊作。主演三上博史、後は柳葉敏郎や谷村美月とか。でもそれって(河毛俊作はフジの社員なので)フジのドラマか? と思った次第。でもいいよこのドラマ。若い子(谷村美月)を含めて下手な役者がいないしドラマの展開がスピーディ。皆さんが観れるわけではないけど(友人系に話していて意外とみんなWOWOWに入ってないと分かった)、今入っている人、もしくはこれから入ってみようかなと思ってる人は是非検討して欲しい。これは金を払って観る価値のあるドラマだ。

■後はねえ。火曜10時のCX「無理な恋愛」。脚本は岡田惠和さんで話はすごくいいのだが、さすがにマチャアキが主演のドラマで視聴率は取れないかなと。あと、マチャアキと比較すると俺は15ー6歳下だが、夏川結衣との組み合わせはさすがにルックス的に無理か。ま、興味が届く範疇で観ていこう。

■昨夜。村上春樹訳のカポーティ「ティファニーで朝食を」の後書きだけ読む。この人の翻訳は後書きを読むと本編を読みたくなる不思議なシステムになっているのだ。でも実は「ギャツビー」「ライ麦畑」「長いお別れ」と最近急速に村上さんが訳した世界の名作(アメリカfだけか)で、唯一「ティファニー」は最初の日本人訳を読んだことがないのだ。ある意味新鮮。でも最初の文章をぱらぱらと読んだだけで期待大。週末にはゆっくり読もう。あと先日三谷幸喜の朝日新聞連載のエッセイの5巻(?)も同時に買ったので読んだのだが、さすがに面白いがすぐ読み終えてしまった。簡単に読めてしまうんだよね。でも三谷さんはそれを考えてかどうか、単行本としては比較的安めの価格にいつも設定されている。こういうバランス感覚が今後の出版不況の中では必要なんじゃないだろうか。なんでもかんでもコストパフォーマンスで考えるのは反対だけど、コスト感覚が欠如しているのが今の出版不況につながっているのではないかな。
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