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映画 みんな!エスパーだよ! [映画]

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『テッド2』『ジュラシック・ワールド』と同日、2015/9/5鑑賞@TOHOシネマズ川崎。今年60本目の邦画29本目。園子温監督の2015年公開映画の怒涛の4本目です。いやはや。

■若杉公徳の同名漫画の映画化。というか、2013年にテレビ東京で連ドラ化されていて、今年そのスピンオフが放送されたけどまあそれがちょっと夢オチに近い形だったので、どうなるのかと思っていた。映画版はドラマの続編ではなくて、改めてストーリーを最初から再構成したものらしい。主人公の嘉郎(染谷将太)や、あこがれの転校生浅見紗英(真野恵里菜)、やマキタスポーツ、柄本時生、深水元基、安田顕、神楽坂恵といったドラマ版のキャストはほぼ同じ。唯一、嘉郎の幼馴染・美由紀が、ドラマ版の夏帆から池田エライザに変更になっている。舞台裏は知らないけど、ドラマより露出が多いから仕方なかったのかな。

■豊橋に住む童貞の高校生嘉郎は、転校生の紗英を想い悶々とした日々を送っていたが、ある日突然テレパシーの能力を身につける。周りにも美由紀やテルさん(マキタスポーツ)など同時に超能力に目覚めた人間が複数いた。紗英の父の浅見教授(ヤスケン)の解説だと、天変地異で宇宙から妖しい光が降ってきた瞬間に童貞もしくは処女で、その時にオ◯ニーをしていた人間だけが超能力に目覚めたらしい。しかし同時期に同じく覚醒した別の人間たちが世界征服を目指し動き出すのを、嘉郎たちのチームが阻止すべく立ち上がるという話。

■基本的にドラマ版とさほどの変更はないんだけど、どうにも園子温の大好きなパンチラシーンがメチャクチャ多いし、他のキャストもグラビアアイドルの人がかなり多くて、エロのインフレを感じてしまった。ここのエロは実際のベッドシーンとかではなくてあくまで中二病的なエロです。エロ教師の高橋メアリージュンとかには笑ってしまったけど、さすがに50過ぎるとこのへんには若干胸焼けがします。PG12なんだが、中高生はこれ観て興奮できるのかなあ。

『新宿スワン』『ラブ&ピース』『リアル鬼ごっこ』と、今年の園監督の公開作を全部観てきたけど、いかに天才でも多作だとバラつきありますね、正直。なお、インタビューによると、今後園監督は当面コメディ映画は撮らないそうです。頼まれ仕事も『新宿スワン』の続編があったなら、とか。

■という訳でさほどお薦めできる映画ではないですが、池田エライザという女優さんは初めて見たけどいいなと思った。ほぼ新人に近いらしいので、これは、満島ひかりや二階堂ふみのように化けるかもね。清野菜名はまだ化けてないけど。

■あと、テーマソングが岡村靖幸の新曲『ラブメッセージ』。さすが岡村ちゃん、安定の良さ。

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