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ファインディング・ドリー [映画]

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■2016/7/17鑑賞@109シネマズ川崎。今年84本目の洋画44本目。日本語吹替で観ました。ヒアリング能力の維持のために基本的に洋画は字幕で観ることにしているのだが、例によって子供対象の映画(特にアニメ)は都心でしか字幕版の上映がない。暑かったし面倒くさかったので近場の川崎で観ようと思ったら、案の定川崎のシネコン3つとも吹替上映。やむなし。

■前作『ファインディング・ニモ』から13年ぶりの続編。前作を観て面白かったのは覚えている。が今作を観て改めて感じた吹替版の印象の強さで、前作は字幕版で観たはずです。たぶん海外への航空機の往復どちらかの機内上映で観たのかと思ったが、確認のため古いパスポートを見てみると、『ニモ』の上映があった2003年には海外に行った記録がない。なので、当時は今より都心に近い武蔵小山に住んでいたので、渋谷かどっかで字幕版を観たのかも。記憶力が年々どんどん悪くなっていくので、この辺は過去にメモでも取ってないと正確なところは分からないのであった。

■閑話休題。前作ではいなくなった息子・ニモを探しに父親のマーリンが友人・ドリーと一緒にニモを探し当てるというのが大まかなストーリー。ドリーは強烈な健忘症で時折イラッとくることはあるが、ワイルドアイディアの持ち主でニモを探し当てるのに大いに役立った、というのを前作のあらすじを読んで思い出した。ボケ始めかオレ。今作では、ドリーが忘れていた両親の記憶が断片的に蘇り、それを頼りにマーリン&ニモ親子に協力を頼んで両親探しの旅に出る話。

■もちろんこの手の話はハッピーエンドと相場は決まっているので、両親を探す過程を楽しむのがこの映画の正しい見方かも。それにしても、13年も経っているので当たり前だけど、CGの技術進化には驚かされた。特にドリーの強い相棒になってくれる7本足のタコ・ハンクの動きにはびっくり。あと、ドリーの両親がいるらしいというのはアメリカ西海岸の水族館でその描写も楽しく、久々に水族館に行ってみたい気にもなった。ここ数年で行ったのは沖縄の『美ら海水族館』と旭川の『旭山動物園』(基本動物園だけど水族館的な展示もある)くらいなので。

■さすがにディズニー=ピクサーなのでよく出来ている話で楽しめた。ただ、やはり家族向けの映画かな。子供がいないオレなんかは『ズートピア』の方がしっくり来たけど、夏にお子さんと行くには最適の映画でしょう。

■そしてしぶしぶ観た吹替版だけど、水族館の館内案内が八代亜紀というところで大爆笑。ローカライズされたドリーの台詞の中にも「八代亜紀さん、助けてください」とかのところがあるし、挙句の果てにエンディングテーマ『Unforgetable』のローカル版まで八代亜紀が歌っている。これはアメリカ版ではシガニー・ウィーバーらしいんだけど、公開される国に応じてその国で有名な女性芸能人がアテレコをしているそうだ。映画を観た後で知ったんだけど、恐るべしディズニーの世界戦略。

■ただ、ドリーの吹替は室井滋だったのだが、これは聞くたびに室井滋の顔が浮かび上がってしまいちょっと違和感が。マーリンの木梨憲武はあまり気にならなかった。前作も同じキャストらしいので、やはり前作は字幕版で観たのだとひとり納得。

■改めて思ったけど、前作『Finding Nemo』を『ファインディング・ニモ』とそのまんまの邦題にした当時のスタッフは英断と言っていい。主な観客層である小学生に、Findの現在進行形のFindingというのはかなりハードルが高かっただろうし、小学生の頃のオレならまず理解不可能だったろう(1970年代と2000年代を比較するなという話もあるとは思うが)。『ニモを探して』とかのベタな邦題にならなくて本当に良かった。そしたら今作もその並びになってたはずだしね。

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